退位後「上皇陛下」、摂政就任資格認めない方向
読売新聞
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後白河上皇とか後鳥羽上皇とかよく歴史の授業で習いますが、退位された後の天皇は正しくは太上天皇と呼びます。
上皇というのは、あくまで略称に過ぎません。
現在の皇室典範に呼称が記載されていないからといって、歴史的な経緯を無視して、わざわざ略称で呼ぼうとする意図がわかりません。
嵯峨天皇の故事(生前太上天皇位を固辞し、死後追号された)から、それ以降の太上天皇を歴史的には上皇と呼んできたという慣習はありますが、上皇が太上天皇の略称であると言う前提は変わらないはずです。
有識者会議には、歴史に詳しい人は1人もいなかったのでしょうか。太上天皇が摂政になれるというのは、確かに不要ですね。その場合は復位になるのだと思いますが、それもダメだということになると、じゃあ、今後起こりうる皇統の先細り問題についても、キチンと議論をする必要があります。
それから、上皇が崩御された際にも大規模な大喪礼というのは、「それを止めたい」というのが陛下が譲位意思を明らかにされた理由の一つなので、そこは完全に無視ということなんでしょうか。