日本興業銀行へ出向。日本の大きな枠組みが見えた
NewsPicks編集部
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注目のコメント
出口さんのキャリアに関するエピソードに触れると、自分のキャリアを切り開くのは「キャリアドリフト」と「キャリアデザイン」のどちらも正解なんだなあと改めて感じ入りますね。
メガベンチャーを創業するアントレプレナーはキャリアデザインという印象が強いものの、そんな人は世の中全体でほんの一部に過ぎないもの。
大抵の人は、たまたま巡り会った目の前のことに没入することによって「何か」が見えて、そこから「コレだ!」となって、はじめてキャリアをデザインしていく。出口さんも典型的なキャリアドリフトを体現されていますよね。
あらゆるご縁は大切にしたいものです。
また、話は変わりますが、こちらのエピソードに登場するように昔の興銀マンを含めて日本のバンカーは真顔で天下国家を論じ行動していたもの。
東芝の迷走ぶりを見ていると、銀行がいかに融資の不良債権化を先延ばしして自己保身することしか考えていないかが伝わってきて何だか寂しい気がします。できるだけ早期に実地で見聞を広げる機会に恵まれると忘れた頃に効いてくるものかなと思います。それはそうと、個人的に知己がある方が元興銀マンで、その方からは正直あまり良い話を聞いたことがなかったので、当たり前といえば当たり前のことですが、とくに大所帯の企業は人それぞれ見え方が異なるものだなと再認識させられました。こういった点も興味深いものです。