日本人のあいまいさ、アメリカ人のクリアさが失敗の元
NewsPicks編集部
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注目のコメント
たいていの買収シナジーはこうなっているでしょう。
"当初はビームの販路にサントリーのウイスキーを乗せ、世界で売っていこうと考えていました。"
つまり、高すぎるのれんの説明として、シナジーを具体的に描かなくてはいけません。でもだいたいうまくいきません。買収されたからといっていきなり親会社の商品を売りまくるようにはならないんですよね。でまだいたいそういうシナジーになっていて、最初からつまずきます。確かに、多くの優秀な日本人が海外で活躍できない理由の一つは、英語です。
本当は英語以外に重要なことがあるのですが、英語ができないゆえ、国際舞台のスタートラインにも立てない人たちが多いのが、残念ながら現状です…。
新浪さんは、「英語を勉強しろとは言わない」と言っていますが、今後海外市場が更に重要になってくる中、英語を勉強するのは当然というかマストだと思います!同じ英語の国でも、英国は歴史があるためか、回りくどいんですよね。だからなのか、イノベーションが起きにくい。
「マット・シャトックはイギリス出身で、同じ英語でも少々、回りくどいんです。それを理解するのもまた、難しい。」
日本はさらに悪くて、本質を考えられて無いんじゃないかとさえ思います。目に付く重箱の隅をつつく方が簡単ですしね。
「メールのやりとりにも問題があった。これはサントリーだけではなく、日本企業全般に言えることなのですが、重要なことをあいまいにして、重箱の隅をつつくようなことをクリアにしがち。」