日経平均は3日ぶり反発、自律反発狙いの買い
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日経平均株価は3営業日ぶり反発、TOPIXは4営業日ぶり反発。東証1部騰落銘柄数は値上がり1,087/値下がり804と買い優勢。業種別では上昇24業種/下落9業種。その他製品、食料品、水産・農林業が高く、石油石炭製品、非鉄金属、鉄鋼が安い。東証1部売買高は20.1億株。東証1部売買代金は2.2兆円と12営業日連続で2兆円超。
為替、ドル円は朝方一時111.10円(9:25)まで円が買われたものの、その後は午前、午後ともに111.2-111.4円のレンジで推移。15:20時点ではやや円売り優勢となり111.53円。
日経平均は寄り付き18,988.00円、前日比+78.74円。前場寄りしばらくは上げ幅を縮小し、日中安値18,920.52円(9:20)。その後、前場引けにかけてじり高となり始値付近まで戻すが、後場に入ると再び上げ幅を縮小し、安値付近まで押し戻される。後場中頃までは18,950円付近でもみ合ったものの、その後に上げ幅を拡大、一時19,000円台回復となり、日中高値19,068.62円(14:32)。以降は大引けにかけて上げ幅を縮小。終値は18,983.23円、前日比+73.97円。
ドル円は小動きで111円台を維持。小康状態といったところ。日経平均は2012年以来5年ぶりに新年度初日プラスで引けたので幸先良しと言いたいところですが、終値ベースで19,000円割れ継続、一目均衡表の雲を下抜けたまま、日中の値動きもはっきりしない状態。しばらくは様子見、観察に徹するのが無難かもしれません。3月相場で拾いに行ったポジションを保持しつつ余力を残してあれば、目先上下どちらに転んでも悪くはないでしょう。新年度初日の現物上昇は2012年来5年振り、先物陽線引けは2010年来7年振り。シャープ(6753)祭り。後場の値幅低さからも海外勢は不参戦感(需給失調気味は否めず)。
個人投資家は(方向感乏しだけに)個別株物色。日経平均はギリギリ踏みとどまっているようですが、レンジ相場の中心価格に回帰している程度の印象で、ボラティリティの更なる低下をイメージさせるだけという感じ。
機関投資家の動向に左右されにくい個別銘柄で、収益大幅増に結びつきそうな新鮮なネタのあるものを丹念に探していくのが弱小個人投資家の王道ですな。