平成不況勝ち抜いたニトリHD、安さと品質で世界へ-イケア追う
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20世紀の後半から21世紀初頭にかけて、世界の流通業界の勝組はSPA(製造小売業)をビジネスモデルにする企業。日本の代表例はユニクロやニトリだ。日本のCVSも大企業のアイドルキャパシティを利用して投資無しにプライベートブランドを強化して、不完全ながらも製造小売を目指す。典型的な20世紀型小売業のスーパーマーケットやデパートは凋落の一途だ。
ただ、製造小売もeコマースの出現でこれからの20年、どのように対峙していくのかが注目されよう。アパレルもスタートトゥデイが業界の予想を覆してアパレルの世界で成功し、デパートの婦人服というドル箱を奪いデパートを窮地に追い込んでいる。家具の世界も、店舗販売だけでは品揃えが限られる。eコマースの世界では品揃えが無限大でARと3DCGの技術を使えば、自分の部屋でのインテリアコーディネートもリアルに出来る時代となった。eコマース大国の中国では、ニトリもアリババと競合することになるのではないか?是非、世界で日本ブランドニトリを成功させて頂きたい。ニトリは商品力の向上とチャネル拡大戦略が見事に噛み合ってる印象。以前は郊外型、デザインはすごく妥協ってものが多かった。
今は機能性、デザイン性ともな上がっていて、対象年齢もオールターゲットなプロダクトになった印象。
オールターゲット故にIKEAほどの世界観を作れてないのだが、MADE by JAPAN企業としてやれるだけ世界に立ち向かって欲しい。