Apple is among the largest companies in the world, with a broad portfolio of hardware and software products targeted at consumers and businesses.
時価総額
380 兆円
業績
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この記事では指摘されていませんが、auもdocomoも対抗軸としてそれぞれシャープやソニーエリクソン、三星や富士通と手を組んで、なんとかiPhoneに対抗しようとしていた時代を思い出します。スマートフォンって何?という頃にauは当初対抗軸としては頑張っていたようにも感じます。戦略が迷走したのはdocomoでしょうかね。特に富士通のスマホは非常に端末が安定せず、すぐ熱くなって使い物にならなくなることからホッカイロとすら呼ばれていたのを思い出します。docomoもiPhone取り扱いが始まりアッサリと国内メーカーのことを切り捨てましたね。
auの初期のスマホ戦略についての下記記事を読むと当時の論調はグローバルなオープンモデルは日本では受け入れられない、なんていう話やらクラムシェルタイプのQWERTYキーボードのIS 01などなかなか面白い時代を思い出させます。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100405/1031416/
IS03を出した頃の下記記事を読んでもKDDIがMWCに行って慌ててスマホ開発強化を指示した、などののんびりとした風潮が漂います。当時はそれでもまだガラケーが強かった時代だったのでしょうけども、誰もが見誤り取り組み始めるのが遅かったのだなあと感じさせる記事です。
http://andronavi.com/2010/10/49785
Appleにしてみれば、年間2億台のうち、1500万台が売れる市場であり、重要度はそこそこ、かな。FeliCa対応などのローカライズにめちゃめちゃ時間を要したことを考えるとそんなに優先されてる市場とも思わない。
最後の音声に参入しない不思議、もあまり不思議ではありません。Appleにとって通信事業は特に「差別化」が図れる商材じゃないですし。むしろ、いつかSIMフリーのiPhone販路の拡大としてのMVNOへの提供は考えなければいけないかもしれません。
appleの凄さは、iPhoneが凄いとかブランドが凄いとかじゃなく、孫さんという人物のドライブを利用しながらこの完璧なゲームを遂行しきったこと。一番の肝は法務戦略だったと思ってます。売れるうえでの必要条件を全部整えた。
本当はすべてのハイテク企業が潰しにいくべき破壊者なのに、むしろ多くの方はリスペクトしてるという、、、。この心理術も凄い(-_-)
しかし、iPhone一本足打法を判断した時、孫さんには「七割の成功率」が見えていたのでしょうか。もちろん手を打たないことでのじり貧、どん詰まりは決定的な状況。いずれにせよ策は打たないといけなかった。ただ、この打ち手を信じて全力投資した判断は凄まじい。日本スマホ業界の天王山はここでした。結果的には。
※追記
仕切り価格は、ざっくりだとこんな感じですかね。
iPhone7:8万円
Galaxy S7:8万円
Xperia XZ:6万円
※ちなみにこの3機種の部材費はどれも3万円前後
Appleに梯子を外される前に動いて、iPhone以外の取り扱いをもっと幅広く、MVNO並みにやらないと後々大変だと思う。