米トランプ政権の政策実行能力に疑問符-オバマケア代替案撤回で
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注目のコメント
これで8月までに「税制改革法案」が上下両院を通過できるのかも、市場は不安に思うでしょう。8月までに成立させないと歳出法案の成立にも影響を及ぼします。今後、トランプ大統領の求心力の低下が遠心力にならないように見極めていかねばなりません。
>態度を保留していた共和党の保守派や穏健派の説得に失敗した。
小さな政府を是とする共和党としては、オバマケアという制度自体に反対なのは自明の理。「こんな法案すら通らないのか」とマスコミが煽ってますが、そもそもオバマケア廃止を訴える共和党議員に対して修正案と言えどもオバマケア存続を訴えること自体、そんなに簡単な話ではないことをコメントとして残しておきたい。【別記事コメント再掲】確かに、税制改革などますます難しいですから、8月までというのは妄想の域。そして、なぜヘルスケア・プランを急いだのか、ようやく理解できました。(これが決まらないと予算が組めないから、という順番の問題)
別記事でコメントしたように、トランプ自身はそれほどヘルスケア法案に熱心ではない印象があったのになぜ?と思っていました。
トランプ自身は選挙戦中の発言では、きちんとオバマケアの内容を把握して批判しているとはとても思えず、政権交代時にオバマとサシで話をしたあと、神妙な顔で「オバマケアはいいとこがある、これをやめるのは時間がかかる」といったようなことを言っていましたので。