学生に100万円渡す「とんでもないインターン」の真意
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本対談までUTさんのインターンシップ「ミリオン」について存じ上げなかったです。私はこれまで数十社の新卒採用インターンシップに関わってきましたが、今まで見たことのない斬新な企画です!
組織人事で大切なことは、人事ポリシーを基軸に採用戦略から人事制度までが「リンク」していることです。インターンシップそのものも非常に面白いのですが、UTさんは「挑戦と成長」というポリシーを軸に新卒採用から人事制度までが一貫しているのも素晴らしいと思いました。
学生だったら、「ミリオン」に参加したかった!日経ビジネスの2017年3月6日号に掲載されたストライプインターナショナル社長の石川康晴さんの創業物語が面白い。アパレル冬の時代に、岡山で小さなセレクトショップを始めた。300万円貯めて起業し、そのうちの100万円を握りしめてフランスに買い付けに行った。
「緊張して声が出なくなったのは、後にも先にもあれが初めて。段ボール10箱分を仕入れて、外国人が経営する現地のどんぶり屋で『焼き鳥丼』を食べて帰ってきました。」(同記事)
創業から20年以上経ち、店舗数1255、連結売上高1257億円の企業に成長し、今年度中の上場を目指しているという。小売業の生命線は仕入れにある。なけなしの「100万円」をフランスで使い、わずか4坪の1号店に商品を並べたとき、石川さんはどんな気持ちだっただろうか。商売の原風景が、記事を読んだこちらの眼前にも浮かんでくる。
本記事のUTグループでは、学生インターンに「100万円を使ってリアルなビジネス体験」させるという。この中から、「未来の石川さん」は生まれるだろうか。スポーツビジネスでも最も重要な経営資源は人材。
totoをやると分かりますが、金額によらずリアルマネーが絡むと当事者意識が全く変わります。
その意味でも面白い取り組みだと思います。