【山口文洋】教育改革にはテクノロジーという“武器”が要る
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連載も佳境になってきました。昨日の#5インフォグラフィックでまとめた「スタディサプリ」の進化について、なぜサプリが学校現場のなかで使われる必要があるのかを、ファウンダーの山口文洋氏に聞いています。
#1〜のコメント欄でも多々指摘されている「学校現場の疲弊」について、その打開策としてITによる「働き方改革」が要るという指摘は明快です。日本の教員は世界一忙しいと言われています。引き算をしないと、何かを足してもあふれてしまう。そして、引き算は、企業でもそうですが、トップにしかできません。
2015年4月から、各自治体に総合教育会議が設置されました。この意味は、自治体の首長がその地域における教育についてのリーダーであることが明確になった、ということです。
「教育は票にならない」とよく聞きます。実際にそうでしょう。この会議を積極的に活用して、改革を前に進めていただきたいと思いますし、総務省としてもそれを応援していきます。スタディサプリは、とても良いサービスだと思います。スタディサプリfor Teachersは先生の働き方改革に大きくつながるものだと思いますし、教育問題に大きく貢献していくと思います。
個人的に注目したのは、スタディサプリ進路の未来辞典。高校生の段階でまた将来なりたい職業がまだなかったり、やりたい仕事をするためにどんなことを学べばよいのかわからない、という学生も多いと思います。世の中にはどんな仕事があるのかを知ることができ、その実現のためにどんな選択肢があるのかを人生の先輩方の話から考えていけることはとても良いと思います。
転職をお考えの方でも、どんな仕事があるのかわからない、●●という仕事って具体的にどんなことやっているの?という方もいますので、人材会社が持っていてもよいコンテンツかもしれません。