「微生物工場」を目指すギンコ、桃の香りがする酵母を開発
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今のように香水を付けなくても、ゆくゆくは自分の肌から人工香料を作り、好きな香りを漂わせることが出来るのでしょうか。
桃だけに気になる。
「酵母の遺伝子を組み替え、香料業界が望むような桃など特定の香りがする副生成物を産生する酵母を作成する。
そうした酵母があれば、酵母菌株がビールのように醸造されるので、香りを抽出して瓶づめにすることができる」もともと微生物の代表格である酵母は、昔から食品/飲料を始めとして高級化粧品にとっても製造工場としての役割を果たしてきている。
高級化粧品で有名なSK-Ⅱはその美容成分「ピテラ」が特徴的な商品だが、ピテラは「ガラクトミセス」という天然の酵母が発酵の過程で放出する成分(発酵代謝液)で、ビタミン、アミノ酸、ミネラル、有機酸等の50以上の有用な成分が豊富に含まれる無色透明の液体で、これらが肌に浸透して働いているとされている。
ある意味かなり原始的な方法であるが、今でもピテラの製造タンクは研究当初と同じ滋賀県の工場にあって、ここで国内だけでなく世界向けすべてのピテラが作られています。滋賀県出身の私としてはなぜか少し誇らしい。微生物工場は火星移住に必要です、そもそも地球の生まれたての岩でボコボコの環境を整備したのはキノコです。
キノコの緑で大地が豊かになったのです、ゆえに火星という住みづらい環境を整備するのもキノコです、ゆえに微生物工場は火星移住に必要不可欠です。