【三菱商事】企業ウケを狙うな。「学生らしい学生」を評価
NewsPicks編集部
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完全に科学的に導き出されているものではありませんが、組織心理学研究者かつコンサルタントのブラッドフォードは、私たちが持っている能力を「極めて簡単に変わるもの」「可変的だけど変わりにくいもの」「非常に変わりにくいもの」に分類しています。
変わりやすい→
リスクに対する志向性、イノベーションマインド、マーケティング思考、自己に対する認識、コミュニケーション、第一印象、コーチング能力
どちらでもない→
判断能力
戦略的スキル、ストレスマネジメント、コンフリクトマネジメント、適応力、傾聴力、チームプレー、交渉スキル、チームビルディング
変わりにくい→
知能、創造性、概念的能力、部下の鼓舞、エネルギー、情熱、野心、粘り強さ
優秀さとは「採用時点で評価していた能力+採用時点では顕在化していなかった能力+教育効果によってもたらされた能力」とも言えますので、三菱商事ほど教育環境の整った企業であれば、一般的に変わりにくいとされる能力を中心に評価軸を持っていけばよいのではないでしょうか。人気企業ランキング1位の三菱商事では、Aiを活用した採用を検討しているそうです。推薦者のデータを蓄積したり、ハイパフォーマーのデータを抽出し、応募者のESなどと突き合わせることで採用の精度を上げるのが狙いとのこと。
ESで嘘をつけない時代の到来を予感させます。