【JT】内定者から幹部候補を選抜、3倍速で成長させる
NewsPicks編集部
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JTが2013年から導入した、内定者から幹部候補者を選ぶ仕組みの選考方法や狙いを聞きました。再チャレンジの機会はあるとのことですが、4次まである最終選考までに落選した人から、不満は出ないのでしょうか。また、未経験の学生を選抜することで、中堅社員から嫉妬を買うなどはないのかーー。
日系企業では珍しい早期選抜の流れは、今後メインストリームになっていくのだろうか。学生を毎年、毎年、たくさん取材させて頂くのですが、ここ数年よく話題になるのがJTの内定者、リーダー選抜です。そこで、その中身についてじっくり聞きました。内定者は内定取得後もう一度”就活”をするかのように、選考を受けていくのですが、その内容が興味深い。有事に対応出来る人こそリーダーという定義には納得でした。
なかなか攻めているじゃないですか、JT。この人事担当者もまだ20代、いいですね。スピード感が求められているのでしょう。ま、とはいえ、こんなのはそう驚くこともなく当たり前にならなきゃ20世紀型企業は早晩市場から退場を命じられます。ほかの社員との軋轢とか、気にしていたら何もできません。実力主義を貫けなかったことがこれまでの日本的経営の弱点です。能力あるもにはチャンスを。男女の分け隔てなく、競争社会を現実のものとできるかどうかが問われています。