【寄稿】仕事は「苦にならないこと」で選ぶのが基本
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注目のコメント
大変お恥ずかしながら、編集部からのご依頼に応え、寄稿させていただきました。
二点、誤解をしないで頂きたいことがあります。
一つは、決して「苦労をするな」ということではないということです。苦手も克服出来るのなら、早いうちに克服した方が良いです。これからの長い人生、本当に山あり谷ありです。その観点では、逆説的ではありますが、苦手克服のために最初の会社を選ぶというのも良いでしょう。
二つ目は、私は決して、ランキング上位の大企業を勧めているわけではありません。世の中では知られていないけど、自分にとっては憧れの「知る人ぞ知る」ベンチャー、というのも「ブランド」です。憧れの会社や環境で働くというモチベーションは働く上での貴重な燃料となります。
そして、最後に繰り返して申し上げたいのは、もし願ったような就職が出来なかったとしても、常に視野を広く持って、自らを成長させる努力をすることです。
安東プロも仰っていますが、これからの時代、最初の会社で人生が左右される訳ではありません。あなた自身がどう生きるかに左右されるということを肝に銘じるべきです。就職活動の学生の皆さん、頑張って下さい。>今就職を考えている学生の多くは、自分が他の人より得意なのは何か、好きなものが何か分からず苦しんでいるのではないかと思います。
最近も後輩からのキャリア相談に乗りましたが、私からのアドバイスは「嫌なことはやらないで」でした。どんな仕事がやりたいのか、はっきりとわからなくても、何がやりたくないかは多分わかるでしょう。やりたくないことはやらないで結構。人生の時間は貴重なものです。情熱を感じないことで時間を無駄にしないでね、と。まだ社会人になってないけど、就活も多分同じではないかと思います。大変共感します。「好きなこと」と言われてこれ!と答えられるなんてことは、そうそうないと思います。
個人的に思っているのは、そんなに嫌いじゃなく続けられることは、実はその人にかなり合っている、ということです。仕事だって趣味だって一緒にいる人だって、そんなもんだと思います。
逆に手放しにただ好きと主張できることは、何か嘘っぽいと思ってしまいます。好きなことは概して辛いことですから。
まず続けられそうなところを選んでみて、続けられるなら続ければいいし、難しければ選び直せば良いと思います。