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わかりやすい論考だとは思います。
しかし、リスクは金融の世界では不確実性つまり変動幅であるため、損失可能性をリスクと再定義した小幡さんのコメントには違和感があります。

確かに小幡さんの仰る通り、持つうことが行動を縛ることはありますが、それはリスクを増幅する作用というよりは制約(市場インパクトなどの実務的制約から行動ファイナンス的な心理的制約まで)に過ぎないと思います。

持たざるリスクなどないという点も分かりやすい説明であるとは思いますが、例えば上昇相場の中で持たざることが機会損失という見えにくい形でリスクを内包していることも経済的には事実です。
文中にさらっと記載がありますが、ファイナンス理論では、リスク=共分散(ないし、ボラティリティー≒変動率)とされていて、たとえばリスクとリターンの最適値を求めるシャープレシオは、リターンをボラティリティで割って算出します(高い方が優れている)。ですが、ここで指摘されているように、それは一般論であって、リスクの捉え方は個々の市場参加者によって異なりますね。

投資余力のない人にとってのリスクは、失業リスクやインフレリスクであって市場のボラティリティーではない。インフラ専門の投資家にとっては市場変動はリスクではなくて、資源価格や建築費、金利などの高騰の方がリスクかもしれません。PEも市場変動の影響は直接的には受けません。

小幡先生のおっしゃる通り、リスクというのは一般論ではなく、個々人の置かれている状況によって異なってくる。まずは自分の状況を的確に把握することが先ということですね。
私も学生時代だった20年以上前に、上の変動もリスクっておかしくない?と学生ながらに思い、分散ではなく下だけの変動である下方部分積率をリスクととらえたポートフォリオ構築のシミュレーションが卒論のテーマだったことを思い出します。
私はFXをしてるが、年間で原資10%増くらいが目標。株は考慮することが多過ぎて読めないと感じたが、為替なら日米の政治や経済のニュースはよく知っていて読みやすいから。預貯金よりも確実に増やせる。プロではないし、市場動向や相場ばかり見ているわけにもいかないので、売りでは絶対に無理をせず、買いメインでテクニカル分析もそれなりに使って、十分に上がるまで待つ、ということに気をつけてさえいれば、損することはない。持つことによって失うことがリスクになるというのはわかりやすい考え方ではあるが、そもそも素人は自分の生活の糧の他に「少しの足し」を目指す程度にして、無理なレバレッジをかけたり知らない業界に手を出したりといった投機に走りさえしなければ、中長期で見れば失うこともほぼ無いと思う。必要なのは金融市場との付き合い方に対する知識では無いだろうか。それぞれの技量に合った付き合い方をしていれば金融市場は人生の良き相方になってくれると思う。
「持たざるリスク、ということが吹聴されるが、あれは外部者の素人に買わせるための誘い文句だ」というのは大半の場合その通りでしょうが、一方で持たざるリスクを否定するノーポジ推奨も度を越すと本稿にある素人の鈍感力を市場から極力排除しようとしているようにも受け取られかねません。

要は各人が他者の意見を参考にすることはあっても盲信はせずに自分自身で判断のが最も大事だということでしょう。たとえば記事冒頭にある「時代は中央銀行から政治へ。主役は移った。」という見方にしてもそれはあくまでも筆者の判断であって異なる見方、判断というのはいくらでもできるわけですから。

ちなみに私は個人的に欧米についてはたしかに大統領選や議会選、また新政権発足という政治的に不安定な時期であり市場の注目度が高いことはたしかですが、それでも直近の市場の反応からすればECBやFRBの影響が本稿で言われているほど限定的になったとは考えていません。
損保用語的に言う「純粋リスク」に近いが、上振れリスクのある純粋リスクはないので、やはり違う。
「リスク」と言うより「ロス」
読み進めていくと、ひねくれ投資日記、とはつくづく面白いタイトルつけましたね。
いや、まさにその通りなんですよ。
"投資においては、投資するということが「ポジションを持つ」とまさにそのまま表現されるように、リスクが生じる。持たざるリスク、ということが吹聴されるが、あれは外部者の素人に買わせるための誘い文句だ。"