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日本のお話ではないのでそのまま横展開できるものではなさそうですが「50代の起業」は日本でも時期的に遅くて珍しいようですね。ではわたしの経験を少々。

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ワイがいまの会社を作ったのは53歳のとき。2社の雇われマネージメントを経て次の仕事。ヘッドハンターからありがたいオファーもあったんやけど年齢を考えると「次の仕事でたぶんそれでアガリやろなあ」と思っててん。ワイは死ぬまで働きたいねん。

だから起業したった。それを決めた要素っちゅうんは、

・死ぬまで働くためには「雇われ」では難しい⇒自分の会社を作るのが最適

・年齢を考えると仮に失敗したらそれを取り返せないつまりあとがない⇒自分のよく知っている業界&業態で起業

・リスクを分散するために複数店舗で起業する⇒収支見通しが立てやすく銀行融資が受けやすいFCビジネスから始めて業容を見ながら自社ビジネスへ

・年齢と万一の事態を考えて後継者を選んでおく⇒一回り下のパートナーとともに起業

・じゅうぶんな自己資金を確保できる⇒借入と同額程度の自己資金を持って起業

・今までの人脈を最大限活用できる⇒いまのお店6店舗とも人脈のおかげ

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まあこんなとこ。偉そなこと↑言うてるけどな。仮に失敗して一文無しになったとしても・・命まで取られるわけじゃなし。「また六畳ひと間のアパート暮らしからもいちど始めたらええやん」って思ってんねん。たとえこの歳になっても。そう。学生んときと同じようにね(^_-)
一度講演でお世話になった出口治明さんは、60歳でライフネット生命を起業し事業を軌道に乗せている。スターバックス立上げ時の仲間も役員となって同社に参画しているが、自由闊達なマネジメントチームを作り上げている印象だ。その出口さんは、「還暦ベンチャーのすすめ、シニアこそ起業の適齢期」という記事の中で、次のように語っている。

「僕は40代後半から50代、60代にかけては起業に適したリスクのない年代だと思います。その年代になると、子どもの行く末がわかりますよね。組織の中での自分の行く末も見えてくる。20~30年働いているので、それなりに人脈がある。経験も積んでいる。40代、50代、60代こそ、ベンチャー企業を起こすのに一番リスクは少ない年代だと思います。若い人にだけ『リスクをとれ』とか、『ハングリー精神を持て』というのはおかしい。僕らもやるから君らもついてきてというのが大人だと思います。」(引用元:NIKKEI STYLE)

出口さんの言葉と実践は、シニア世代を鼓舞する。自ら行動することは貴い。僕もちょうど60歳。さらなるチャレンジに打ってつけのタイミングだ。
いくつか興味深いデータが書かれている。

- 50代の人々が立ち上げた会社の8年間の残存率は50.3%で、この値は他のどの年齢グループが設立した会社よりも高い
- 50歳をすぎてから初めて起業した人の会社の残存率は、同年代の連続起業家のそれよりも低い
- 50代の起業家は他のすべての年齢層を大幅に上回る額の開業資金を持っており、特に20代と比べると4倍以上もある。また、Biz2Creditによれば、51歳以上の自営業者は貸し付けが認められる割合が若い層より19%も高い

つまり、50代からの起業は成功率が高く、その中でもシリアルアントレプレナーのほうが有利。また、資金面では若い世代よりも有利。もちろん、資金回収の時間は限られている。そのため、堅い戦略を取る傾向にある(前の記事にも書いてあった)。

この記事での「起業」というのは、派手なスタートアップではなく、もう少し堅実な、上場などは考えないようなもののようだ(もちろん、自然と考えるようになるまで成長することもあろうが)。さらに、この記事で取り上げられているのは、経済的に困って起業したのではなく、自分たちがやりたいことをやるためには(欲しいものを手に入れるには)自分たちで会社を作るしかなかったという点からスタートしているようだ。これも若い世代の起業と大きく異なる。

この記事で書かれているのは、堅実で身の丈にあった起業だ。50代からの起業という話だけでなく、そのようなモデルとしても、この記事は参考になる。
日本では、もうひと世代後の60代起業時代への突入が始まれば、素晴らしい国になる。
「50代の方のスタートアップ、生存率が50%」なかなかの数字。
レバレッジは低めに、大きな稼ぎではなく、着実に稼ぐのを狙うということでしょうか。

人と同じことをしていても勝てない、だからレバレッジを効かせる。でも大きな失敗をしたら挽回する時間がない場合はどうするのか。

ペデゴは、「新しいフランチャイズ」の形なのかもしれません。フランチャイズと小売と「ペテゴ」のビジネス比較をすると面白そうです。
当方57歳で起業。まだ生き残っていますよ。
伊能忠敬のコモディティ化ということでしょうか。