東芝の安定「米国にとり非常に重要」 米経済閣僚表明
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注目のコメント
GMのときのように、WHがChapter 11を申立て、米国政府が過半数を持つ新会社に対して事業譲渡(Section 363 Sale)をするのかもしれない。WHは、原潜の原子炉を提供している米国にとって非常に重要な企業であるとの理解。前にもコメントしたが、GMのChapter 11を担当した法律事務所が、今回WHについていると報じられている。
<追記>
WHを中国資本に売るのはもともと実務上無理です。トランプ政権下のCFIUS(Committee of Foreign Investment in the US)による承認が降りるとは到底思えないからです。CFIUSは、国家安全保障上懸念のある買収の取消(Unwind)を命じる権限を有しています。
これまで、CFIUSの承認が得られうる唯一の売り先として韓国電力公社(Kepco)の名前が報じられていましたが、むしろ米国政府が買い取る形に落ち着くのではないかと思った次第です。やはり、米国が動いてきた。東芝とWHの関係は日米原子力協力の胆だ。売却先がどこになるか、そもそも売却が許されるかどうか、予断を許さない。
東芝の動揺は、国内の原発にも影響を与える。例えば、東電福島第一原発の主力メーカーは東芝だ。2号機、3号機、5号機、6号機に関わっている。人材が流出すると、廃炉作業への影響も避けられない。経産省は原発メーカーの再編も視野に入れるべきだろう。米政府が出資するのかな?
ならは、東芝の真の親会社は、米政府と、日本政府、日銀みたいだ。それが、本質なら、粉飾も、政府のマクロ見通しや年金ではないが、政府の関与か(笑)。
ここまでの危機になり、マスコミも、ようやく全体の構図がわかってきただろう。これは、単なる不正会計問題をこえ、日米の大きな闇でもある。WHは燃料の特許、原潜、原子力空母の炉もある。もちろん、日米原子力協定が来年期限であり、半年前に、何もなければ継続というが。
中国はエクソンフロリオ条項がありダメだし、半導体では、PCASTも警戒している。
ただ、今、来日しているサウジが、カネをだすというと、どういう判断になるかな?原子力も半導体も関心があるだろう。
https://www.circle-cross.com/2017/02/20/2017年2月19日-東芝のリスクと再生可能性-bsジャパンで語った事と語られなかったこと/