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三菱商事には過去に偉そうにあしらわれたことが何度もあり、基本的に嫌いな企業です。会社全体がアロガント。三井物産にも住友商事にも伊藤忠にもそのような不快なあしらわれ方をしたことはありません。

しかし三菱商事にも私が尊敬する人が何人かいます。現カラチ事務所長の安藤さん。そしてその前に所長を務められた故山村さん。お二方ともキャリアのほぼ全てをパキスタンに賭け、駐在年数も累計で20年を超え、パキスタンの政財界に太い信頼関係を築き、国の発展に資する事業投資をし、他の総合商社がパキスタン駐在員それぞれ1〜2人と縮小する中、三菱商事だけは10人近い大所帯で踏ん張っている。

三菱商事の投融資審査の委員を務めている友人に聞くと、安藤さんは社内でも有名。現地だ現場だと煩い親父だと煙たがられていると。

しかし、それでこその商社マンでしょう。

もはや商社ではない、などと浮ついた言葉を聞いて、カラチの安藤さんや天国の山村さんは、鼻で笑うでしょう。

彼らこそが私が思う、本物の骨太な商社マン。総合商社という世界のどこにもないビジネスモデルを今も逞しく育てています。
また「3.0(サンテンゼロ)」ですか、とお叱りを受けそうですが、あえて「事業経営」への転換を強調するために、三菱商事3.0という名前をつけてみました。

経営人材というと、つい起業家ばかりに目が行きますが、大企業にも、経営人材はいます。中でも、経営人材が多いと言われる三菱商事ですが、外から見ると、具体的に日々どんな経営をしているのか、よくわかりません。

そこで本特集では、業績・財務や戦略といったマクロの視点ではなく、「経営人材」というミクロの視点から「三菱商事3.0」に迫ってみました。
サントリーの新浪社長の存在は、三菱商事の社員に大きな影響を与えたと思います。

「自分も日本を代表する大企業の社長になれるかも」という意識は、他の商社と比較にならないくらい高いでしょう。
ここで言う「経営人材」というのが、三上氏のコメントにある“IRR計算ができる人”であれば、危ない方向だと懸念します。
世界のどんなところでも現地の様々な人、制度/習慣の中で、動き回り、交渉し、取り引きをまとめる「現場力」こそが日本の総合商社のコア コンピタンスです。

“IRR計算‥”はグローバルビジネスの世界ではむしろ、コモディティ型のミドルマネジメント人材でしょう。

現場でどんどんフロントラインを切り拓く「現場力」型人材育成の再強化こそが、本筋のように思います。
山崎元さんの、

『三菱商事は突出してできる感じの人は少ないが、カスも少ない。つまり、三菱商事は「上の中」くらいの人が、みしっと詰まっている。』

という分析が頭に残っています。恐らく、安定して経営人材を生み出しているポイントがここにあるんでしょうね。
商社の事業経営といえば私の中ではケンタッキーフライドチキンですね。
日本に鶏肉を食べる習慣があまりなかったために、「クリスマスはチキン」という一大マーケティングを展開し、大成功をおさめました。もちろん本家の欧米でクリスマスにチキンを食べる習慣はありませんし、カーネルサンダースも立っていません。
マーケティングの教科書の1ページに載っているとかいないとか。上流を抑えて下流に需要を創出する大成功事例ですね。
商社の将来像を考えると、欧米で異業種の多角的な事業買収を進めていった英国の旧・Beazerのようなコングロマリットに行きつきます。コングロマリット・ディスカウントというデメリットもありますが、一方で多角化しているゆえに、産業構造の変化や経済変動に対する耐性はある。しかし、問題はそのコングロマリットのリスク管理ができる経営者が存在するかということです。連載楽しみにしています。
大手商社の中で一番知己が多いのが三菱商事です。その意味でややひいき目になってしまいますが、このリポートの言わんとすろところはよくわかります。社員がサラリーマンではなく起業家精神に富んだ経営者感覚で動いています。老舗中の老舗なのにリクルートの人に近い感触があります。サントリーの新浪剛史さんの影響も大きいと思います。先日のニューズビックスのオフ会では、三菱商事の社員と三菱商事からスピンアウトした若い社長が楽しそうに話していました。
震災復興に関しても、三菱商事は独自に支援のための財団をつくり、助成金だけでなく支援先への投資を行う(配当はさらに東北の地域に還元)するといった、異例の取り組みを行っていました。質量ともに商社の中で随一の支援でした。
藤沢烈さんおっしゃっている、三菱商事復興支援財団のご尽力、ここまでやるんだと正直驚きでした。優秀な人を配置して手間暇かけてやられている。経営の意思もあるが、やはり、社員の方の能力の高さとモチベーションに支えられていると感じました。

先日、グロービスの動画みていて、三菱商事の執行役員の方の発言でなるほどと思って書き留めました。
「・・・長い目でみて、リスクキャピタルを提供する。日本でPEっていうのが黎明期から成長にいかなかったのは、日本にしかない商社っていう不思議なモデルがありまして、われわれ売るために会社は買わないんですけれども、会社は買います。そして相当なリスクキャピタルを毎年張ります。したがって、そういうような長期的観点からの投資。日本の産業に対する責任を果たすというのは綿々とつながっている。人事体系とビジネスに対するコミットメントというものがないとなかなかできない。・・・」
http://globis.jp/article/5184
この連載について
三菱商事が思い描く「新時代の商社像」とは何か。どのように経営人材を育てようとしているのか。各部門で、事業経営のプロとして活躍するエースたちの取材を通して、三菱商事の今と未来を描く。
伊藤忠商事株式会社(いとうちゅうしょうじ、ITOCHU Corporation)は、みずほグループ(旧第一勧銀グループ)の大手総合商社。日本屈指の巨大総合商社であると共にアジア有数のコングロマリット(異業種複合企業体)でもある。 ウィキペディア
時価総額
2.62 兆円

業績

三菱商事株式会社(みつびししょうじ、英語: Mitsubishi Corporation)は、三菱グループの大手総合商社である。東京証券取引所市場第一部上場。 ウィキペディア
時価総額
3.54 兆円

業績