この連載について
伊藤忠商事株式会社(いとうちゅうしょうじ、ITOCHU Corporation)は、みずほグループ(旧第一勧銀グループ)の大手総合商社。日本屈指の巨大総合商社であると共にアジア有数のコングロマリット(異業種複合企業体)でもある。 ウィキペディア
時価総額
3.56 兆円
業績

三菱商事株式会社(みつびししょうじ、英語: Mitsubishi Corporation)は、三菱グループの大手総合商社である。 ウィキペディア
時価総額
4.70 兆円
業績

この連載の記事一覧

【垣内社長】三菱商事は、経営者の「道場」になる
NewsPicks編集部 317Picks

【社内起業】私たちが三菱商事の「中」で起業した理由
NewsPicks編集部 198Picks

【海外経営】裸になれ。欧州・中東で学ぶ「多様性マネジメント」
NewsPicks編集部 162Picks

【商社ウーマン】男性と張り合わない。中性型リーダーシップのすすめ
NewsPicks編集部 306Picks

【新興国】30代リーダー続々。アフリカ、中南米の“修羅場経験”
NewsPicks編集部 205Picks

【モノ作り】中国ド田舎の工場。36歳経営者の「体当たり経営」
NewsPicks編集部 228Picks

【垣内社長】三菱商事は、もはや「商社」ではない
NewsPicks編集部 533Picks
経営人材というと、つい起業家ばかりに目が行きますが、大企業にも、経営人材はいます。中でも、経営人材が多いと言われる三菱商事ですが、外から見ると、具体的に日々どんな経営をしているのか、よくわかりません。
そこで本特集では、業績・財務や戦略といったマクロの視点ではなく、「経営人材」というミクロの視点から「三菱商事3.0」に迫ってみました。
世界のどんなところでも現地の様々な人、制度/習慣の中で、動き回り、交渉し、取り引きをまとめる「現場力」こそが日本の総合商社のコア コンピタンスです。
“IRR計算‥”はグローバルビジネスの世界ではむしろ、コモディティ型のミドルマネジメント人材でしょう。
現場でどんどんフロントラインを切り拓く「現場力」型人材育成の再強化こそが、本筋のように思います。
「自分も日本を代表する大企業の社長になれるかも」という意識は、他の商社と比較にならないくらい高いでしょう。
日本に鶏肉を食べる習慣があまりなかったために、「クリスマスはチキン」という一大マーケティングを展開し、大成功をおさめました。もちろん本家の欧米でクリスマスにチキンを食べる習慣はありませんし、カーネルサンダースも立っていません。
マーケティングの教科書の1ページに載っているとかいないとか。上流を抑えて下流に需要を創出する大成功事例ですね。
『三菱商事は突出してできる感じの人は少ないが、カスも少ない。つまり、三菱商事は「上の中」くらいの人が、みしっと詰まっている。』
という分析が頭に残っています。恐らく、安定して経営人材を生み出しているポイントがここにあるんでしょうね。
先日、グロービスの動画みていて、三菱商事の執行役員の方の発言でなるほどと思って書き留めました。
「・・・長い目でみて、リスクキャピタルを提供する。日本でPEっていうのが黎明期から成長にいかなかったのは、日本にしかない商社っていう不思議なモデルがありまして、われわれ売るために会社は買わないんですけれども、会社は買います。そして相当なリスクキャピタルを毎年張ります。したがって、そういうような長期的観点からの投資。日本の産業に対する責任を果たすというのは綿々とつながっている。人事体系とビジネスに対するコミットメントというものがないとなかなかできない。・・・」
→http://globis.jp/article/5184
半年だけですが過去出向していたこともありますし、その時の先輩も登場するようですし