なぜ会津若松に国内外の大手ハイテク企業が集まるのか
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会津若松といえばヘルスケア領域でもアクセンチュアさんが IoT の実証をされていますね。 Pro Picker でもあるアクセンチュア武内さんに先日お話を伺ったところでした。
https://japan.zdnet.com/article/35091667/
民間、自治体、大学、病院、薬局など様々な組織が連携した取組みで、データを活用してどのような成果が出るかとても興味深いです。データ主導型スマートシティとして、会津若松は大きな可能性を秘めています。ぜひ足を運んでみることをお勧めします。
ユースケースとしては、エネルギー、観光、ヘルスケアなどがあり、オープンプラットフォームになっているので、様々な企業が実証や実サービスに参加可能です。
特徴として、まず人材があります。ICTに特化した会津大学が取組みの中心にあり、アナリティクス人材輩出で結果を出しつつあります。記事にあるように、アンテナの高い企業は動き出しており、例えばアクセンチュアは、10数名のサテライトを200名規模のオフィスに拡張すると聞いています。
また、データ流通については、自治体や医師会などが全面的に協力する体制があります。2013年のSuicaの匿名データ活用が、データ流通ではトラウマのようになっており、また氷山の下にはプライバシー保護と利活用の間で身動きのとれない数多くの事業があります。会津若松でも、当然議論はありましたが、一つ一つ丁寧に課題をクリアしています。
ここで生まれたサービスは、クラウドベースなので、他の都市へも展開しています。データ主導社会が、姿を現しつつあります。会津大学から16年に1人、17年は2人の新卒がスキルアップ・ビデオテクノロジーズに加入してくれました。県立理系の単科大学ですが、優秀な学生が集まりつつあるようです。