7&iHD、19年度にPB売上高1.5兆円目指す 「生鮮」も開始
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生鮮3品のPB「セブンプレミアムフレッシュ(緑色ラベルが果物/野菜、赤色が精肉、青色が鮮魚)」に注目。安心安全だけでなく味にもこだわってくると思う。イオンの「トップバリュグリーンアイ」の対抗馬。全国の食品スーパーに激震が走ると思う。
1.5兆円という規模感に関して言うと、セブン&アイのグループ売上高は約10兆円、セブンプレミアムを扱っていない米国7-Eleven(Seven Selectという米国独自のPBを売っている)の売上高を除くと約7兆円ですから、国内売上高の約2割をPBが占めることになります。
日本の小売業界ではダイエーやイオンのPBが伸び悩んだ経緯などから「日本の消費者はNB信奉が強く、PBは支持されない」と言われてきましたが(欧米の大手スーパーのPB比率は25〜50%)、セブンプレミアムがついに定説を覆します。流通業の凄みがいかんなく発揮されています。トランザクションを極大化し、ユーザーの好みを把握し、垂直統合しつつ需要を創出する。これぞコンビニに限らず新しい流通業のあり方ですね。
業態こそ違えど、Netflixも商社もAbemaTVもこの方向です。素晴らしい