石原氏「記憶ない」「報告ない」 経緯説明、歯切れ悪く
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上山氏のコメントの通りです。「瑕疵担保責任」を免責にするという意味は、責任の所在が、先の土地所有者から次の所有者に移るということ。そして、使われた都民の血税についても、その是非や多寡の判断があらためて必要になること。ここに「みんなの責任」という言葉は当てはまりません。太平洋戦争の時の日本に似ています。具体的には、誰と誰と誰とがOKの判断をしたのかはっきりさせた上で、それが「やむなし」だったのか、「悪かった」のかを判断すればいいはずです。
先のコメントでも書きましたが、石原氏は自分のやりたいことだけやって、後は、官僚任せです。組織のリーダーが務まるタイプではありません。「私は専門家じゃない。知見も、能力もない」「総意として上がってきたものを認可した。議会も是とした。責任はみんなにある」。もしそれが通るなら、私や他の多くの人が、現場に精通していなくても、組織の責任者をやっているわけですから、「みんなが悪い」と責任逃れできるわけです。しかし、私自身はそうしません。必ず、自分ができるまで理解するか、万一の場合を確認します。それが物理的に無理な案件は、組織内で誰が全責任を取るのかだけはっきりさせます。対外的には自分であっても、運用上は責任者を明確にする。これが経営の鉄則の一つだと思います。会見見ましたが、まるで記者全員が石原さんを吊し上げる気満々でしたね。司会の五郎さんまでいつもの冷静な質問ではなく残念でした。
【「責任逃れ、恥さらしではないか」との挑発的な質問】、記者は何が恥さらしと言っているのでしょう？責任逃れはむしろ現役の都議では？石原さんに確認しなければわからない事実は何なのか？まずはそれを都議会で明らかにするのがスジでは無いでしょうか？それをやらずに『今からでも石原さんご自身がお調べになるつもりはないんですか？』って、現役引退した人が一つ一つ調査できるはずもないでしょう。
石原さんは確かに口が悪く敵を作りやすいですが、『危なくもない豊洲』を危ないと煽るマスコミと、それに乗っかって無駄に税金を垂れ流している小池さんが、今は一番悪いと思います。
