子どもはテレビ局、新聞社を信頼 ネットは苦戦
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報道の自由度ランキング70番台の日本で本当のことが知りたければ両論併記のある情報源から自分なりの答えを見つけていくしかありません。そもそも70ヵ国も国名を挙げられますか?そういう次元な訳です。基本的に向こうから来る情報は誰かが何かのためにお金か手間をかけて発信したものなので、それを鵜呑みにすれば当然その誰かの目的が叶うようになっています。
そのため情報に触れる度にその情報が発信された目的を想像することが大切です。また読書などにより幅広い知識をこっちから取りに行き増やしていくことで、嘘と本当を見分ける目が養われます。直感的に府に落ちる感覚と共に納得できる利害関係が見えてくる訳です。人間の行動原則は利益(快)に近づくか損失(不快)から離れるかしかありませんから、誰が何のために発信したのかを常に意識する姿勢が大切だと思います。結構有名な話ですが、ノーベル経済学賞を受賞した世界的な経済学者のポール・クルーグマンの発言、
「Consumption tax increase now is going to be a wrong direction」(今、消費税を増税すれば、日本経済は悪い方向に向かうだろう)
が、テレビのテロップでは「2015年は世界経済が弱かったが、今年はもっと弱くなるだろう」
と内容が差し替えられてた番組がありました。こんなことをしているテレビはやっぱり信用されないですよ。
テレビが確かに便利だしまだまだ利用価値はありますが、「絶対に信用できる」メディアではないことは、子供たちにも知らせていかないとね。ひとまとめにYouTube、ポータルサイト、まとめサイトと言っても、その中が千差万別過ぎるので…。一応「編集とチェック機能」「誰が責任とっているか分かる機能」がある新聞、テレビが上位にくるのは確かにと感じます。(色々問題点あれど、この聞き方だと)
ちなみに、この中に「雑誌」がないのが興味深い。そもそも10代は雑誌で情報収集しない前提のアンケートなのか分かりませんが。
しかし、信頼されているなら、その信頼を裏切らないような、番組を放送せねばですね。
また、より幅広い視点での発信と。
身の引き締まる思いです。