歴史的な国防費拡大要求、他の支出削減で相殺=トランプ氏
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具体的な予算要求の中身はまだわかりませんが、これも以前からの公約通りですね。
トランプ氏の以前の公約によれば、軍備拡大方針は以下の通り。
陸軍を定員49万人から54万人に増員。
空軍の戦闘機を1,113機から1,200機に増加。
海兵隊を23個大隊18万2000人から36個大隊20万人に増員。
海軍の水上艦、および潜水艦を276隻から350隻に大幅拡大。
これを見てわかるように、基本的に海軍を主軸にした軍備増強です。
中東シフトなら空軍の増強をメインに考えるはずですから、この軍拡の仮想敵は空母の建艦や尖閣、南シナ海での勢力拡大を目論む、中国と考えたほうがいいでしょう。
その意味で日本にとっても人ごとではない政策だと言えますね。アメリカは予算編成権が議会にあります。もちろん大統領は予算教書をまとめ議会にリクエストするわけですが、実際に予算を法案としてまとめ上程するのは議会。この大統領の方針を議会は受け入れるのでしょうか。