もう1度K−1を世界一へ。ミスターストイックの執念(前編)
NewsPicks編集部
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注目のコメント
小比類巻をメインの予定で始まったK-1MAX。
魔裟斗がスターになるから思い通りにならなくて面白い。
ミスターストイックと言ってメンタル弱かったのはここだけの話。
指導者としての小比類巻の実力はまだ見えていないけども、ここから出て来るのかどうか。「格闘技は“間合いと呼吸”と言われて、距離感とリズム感がポイントです。対戦相手の距離感とリズム感を読めなければ、トップには行けません」(記事引用)
K-1がブームになって間もなく、横浜アリーナでライブの試合を観て、ファンになった。最盛期には大阪、名古屋、仙台と新幹線を乗り継いで観戦するほどに。不思議な熱量が選手にもファンにもあった。重量級が好きだったが、フランスから彗星のごとく現れたシリル・アビディに魅了された。「マルセイユの悪童」の異名をとり、独特のケンカ殺法で打たれ強かった。しかし高度なスキルを持たず、猪突猛進してはノックアウトされていた。小比類巻が指摘する「頭が良くなければ勝てない」ということを痛感させられる選手だった。
「チャンピオンになるくらいの選手は、“パンチを打たれる、キックを打たれる、フェイントをかけられる、スタミナ勝負させられる”、これらに対して全部対応できる。つまり、防御ができればすべてに対応できるんです」(記事引用)
攻撃と防御は永遠のテーマ。「勝つタイプ」より、「負けないタイプ」の方がしぶとく生き残るのは、どこの世界でも共通することかもしれない。