電通からソフトバンクまで、破格待遇の「プロ学生」とは
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注目のコメント
●イノベーション人材を求める流れについて
個人的には新卒、中途に限らず来た人には会社や世の中を変えて欲しいなと思ってますが、まず最初に変わらなければいけないのは会社の方じゃ無いかなと思ってます。「イノベーション人材求めます!」みたいなところって、これまで採用してきた人たちがダメって決めつける流れ感じもあるんじゃないかなと思いまして。ダメと決めつける前に、なぜ変化が起こらないのか、その原因をちゃんと考えればほとんどが組織や文化にあるということがわかるんじゃないかなと思ってます。
「今の社員だけでも日々新しいアイディアが生まれてるけど、あなたが入ればそれがもっと進化する気がする!」という状況の方が、惹きつけられそうですよね。
会社を変えたいのなら、少なくとも初任給じゃなくて自分たちの行いじゃないかと思ってます。
手法なら僕らも「エゴサーチ採用」を通じて入社してくれた新卒の子が2年目で子会社の取締役になってくれましたが、そこまで活躍できたのは本人の努力が100%で勝手にそこまで成長してくれただけだと思ってます(笑)
●就社ではなく職業選びをという点について
自分にとって人事が一生かけて追求したい職業かなーと考えましたが、そうではないかなと(笑)これまでIT企業に6年間居て採用の仕事自体が無くなったこともありましたし、大事なのは職にこだわることよりも変化に柔軟であることかなと思ってます。自社で育成するという考えよりも、既にある程度ある特定の分野で「育っている」学生が重宝され始めているということでしょう。これからの働き方(終身雇用からプロジェクト型、フリーランス型へ)を考えれば、偏差値教育の終焉というのは想定以上に早いのでは。
基礎的な学力における落ちこぼれを予防することは大切ですが、応用的な領域ではAという教科で落ちこぼれても、Bという教科が得意という子どもの存在を肯定していく学びは重要になると個人的には考えています。ちと書き方が煽りぎみ、極端なのはスルーすると、まずすごく無邪気に言えば本当に優秀な人がいれば厚遇で採用するというのは年功序列を打破し、大学での教育の重要性を人々が認識する方向で良いんだと思います
一方リアルな現場を想像すると、企業が「特別枠」採用をするときの大抵の失敗例は「その他枠」の社員との軋轢があったときに会社が「守り続ける」ことができず潰れてしまうことでしょうか。「他社もやってるから」という理由で、受け入れ側の覚悟がないままこういう採用に踏み切っている会社も多そうで、その後のキャリアパス設計までできてないケースが多そうな気がします