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グローバルな時代の戦略は、このような既存プレーヤーの存在を歓迎すべきです。Sarku Japanは経営トップがあまり前面に出ない(らしい)企業なので、その実態を知る消費者はほとんどいません。それでも淡々とお店を増やし、今日の日本食ブームの一翼を担った存在です。日本食としては、「偽者」だろうが、「まがい品」だろうが、日本というキーワードを広めてくれた先駆者です。彼らがいてくれることで、次のステップ、「実は、本当の日本てね・・・」に入りやすくなります。

マーケティングの観点でいくと、「(自社の)名称を知ってもらう」「興味をもってもらう」「疑問を抱いてもらう」「(二行以上の)メッセージに目を通してもらう」と、一段ずつ進んでもらうわけですが、非常に大変な作業です。ゆえに、日本食と聞いて「あ~知っているよ」という段階の市場に対しては、かなり強力な手が打てます。私たちがビジネスを視点に世界市場を見る時、民族的な偏狭な感情はとりあえず脇に置いておきましょう。アメリカしかり、中国しかりですが、いわゆる「偽物」のような存在がある市場は、足を引っ掛ける場所があるということで、実は登りやすい壁なのです。
昨年所謂未承認国家の1つ、沿ドニエストル共和国の首都ティラスポリに行った時、「Mafia」なる日本食レストランがあったのには腰を抜かしました。
多分Mafiaなる店名は、世界的に有名なYakuzaの英訳なのでしょうが、なぜ料理とヤクザが関係あるのかは私にもよくわかりません。

因みにラトビアにはそのものズバリYakuzaなる寿司屋もあります。

中華料理屋さえないこんなところにも日本料理屋さんがある訳ですから、もう世界中どこに、どんな滅茶苦茶な日本料理があったとしても全く驚きません。

文化は広がってこそ価値のあるもの。
世界中に日本料理が広がった今、日本料理の総本家、宗主国たる日本は、これらの亜流料理の拡大にいちいち目くじらを立てず、「フッ、まあ、もし日本に来たら、その時は「本当の」日本料理を食べさせてあげますよ」位の気持ちで、どーんと構えたら良いのです。
日本食っぽいものが流行るのはシリコンバレーでも同様なのだが、なぜかラーメンだけは本当に日本と同じレベルのそれなりに食べられる東京とんこつが流行っている。シリコンバレーでは俺ん家ラーメンの超ヒットが火付け役だったのではと思う。未だに並ばなくては入れない。

寿司は基本カリフォルニアロールだし、天ぷらはベトベトしてるし、トンカツは薄っぺらいのがデフォルトなのだが。

日本食っぽいのが流行るが、本格的な日本食には理解は薄い。

昨日、ハーフムーンベイで生ウニが即売されてて食べてたら完全に奇異の目で見られて何度も話しかけられた。What's this? Is it delicious? Really? と。本格寿司屋の中にはサンディエゴの寿司太田のような本当にうまい本格寿司屋も無くはないのだが…数は少ない。
要は本格日本は受け入れられづらく、現地化しないと生き残れないのだ。
日本人にとっては残念かもしれないが、"日本風"料理の方が本当の日本料理よりも受けがいい。日本におけるカレーやイタリアンや中華のように本国と違う味付け/進化になるのはとても自然なことだ。むしろ、本国の味を知っている方が、マス展開とローカリゼーションの妨げになることが多い。
「照り焼き」は数十年前からアメリカで密かに人気があったそうです。

当時はステーキに「照り焼きソース」なのか醤油なのかをかけて焼くというスタイル。
アメリカで受けて「Teriyaki」という単語が通用したそうです。

多くの人たちに受ける味ですよね\(^o^)/
みなさんコメントされてますが、食は現地化されてなんぼ。日本にある○○料理店もほとんどがそうでしょう。
裾野がひろがれば、そこに本物がいる価値も出てきます。

Yo sushiなどが大規模展開していくのは日本人として悔しくもありますが、後発でも差別化は可能。
警戒すべきは日本食ブームがブームに終わることだと思います。
日本食が世界に広がることは、嬉しい事でも有りますが、バッタモンは万国共通ですね。美味しいと消費者が食べていれば問題ないのではないでしょうか。
しかし、本物の日本食が広がれば広がるほどきつくなるでしょうね。日本食という看板を下げるかも知れませんね。
T.Rikiさんがおっしゃるとおり、なぜラーメンは、日本と同じクオリティでアメリカでも浸透したのかを僕も知りたい。
どなたか記事を書いてくれないですかね〜。
ロンドンのコンビニの寿司だって謎の一品だし、権利侵害等なければなんでもいいんじゃないか。我々の食べる中華やたらこパスタもへんなローカライズの一例らしいし。
ローカライズは日本も含めてどこでも行われていることなので、ある程度は仕方ないですよね。
店員さんがサムライや忍者みたいな服を着てたりしたら、さすがに「ちょっとちょっと」となりますが。