新着Pick
NewsPicks編集部

この記事は有料会員限定の記事となります。

250Picks
シェアする
Pick
Pick に失敗しました

人気 Picker
本来、取締役は株主の代理人であり、ましてや、社長が社内論理で選ばれていいはずがない。しかし、東芝に限らず日本の大企業の多くは、取締役を選任する6月の株主総会の半年くらい前には「新社長」が新聞発表される。前任社長が「指名」し、新社長は「一晩考えます」とか言う儀式を経て選任されるわけだ。そもそも、その人物が株主利益を代理する社長職に相応しいのか、いやそれ以前に、取締役として相応しいのかを、社内論理ではなく、株主やその他ステークホルダーの立場から検討することがないのが日本の大企業だ。

近年漸く指名委員会設置会社の数が少しだけ増えてきたが、独立社外取締役に「社内論理」を乱されたくない経団連は、独立社外取締役の義務化や指名報酬委員会の義務化にことごとく反対し、結果的にコーポレートガバナンス改革は中途半端に終わっている。社内論理による社長指名を当たり前と考えてきたような人材が経団連の中枢を占め、それが政府に取り入っている現状では日本企業に抜本的なガバナンス改革を望むのは難しかろう。
今の東芝の体たらくを見て思い出されるのが、東大大学院時代の同期の就職。私自身は別の大学院だったけど、研究室のメンバーの大半は機械工学科に所属していて、修士課程の卒業生には東芝始め大手電機メーカーの就職枠が人数分用意されていた。エンジニア気質で企業経営には関心がない同期たちはジャンケンで、東芝/日立/NECのどこにするか適当に選んでいたけど、東芝を選んだ人には高くついたジャンケンだった。東大工学部から東芝なんて一頃では人生盤石のパスだったけどホント何があるか分からない時代になってしまった。
「日本的大企業の没落」の典型的ケーススタディですね。もちろん日本の大企業にも素晴らしい会社は多いのでステレオタイプな議論は避けるべきですが、「サラリーマンの社内政治のご褒美としての社長」「ムラを守るための隠蔽と問題の先送り」という体質の負の側面が記されています
ただ、初回から書いてますが原発事業への集中は、識者、メディアが二言目には言う「リスクを取った大型買収」「選択と集中」だったわけで、結果だけで戦略自体の誤りを責めるのは無責任かと思います
外部環境が変わった中でも、隠蔽する、損を取り戻すためにさらにアクセルを踏むなどの行為や、虎の子のヘルスケアを売却してしまったことなどは経営判断として議論すべきとは思います
経営者の経歴から、わかりやすく東芝の凋落をまとめた秀作。
これから判る事は、東芝ー財界、東芝ー政府の抜き差しならない関係の中で、名誉欲に取り憑かれた古いタイプの経営者たち。
だから原子力事業が聖域になってしまったし、有能なリーダーの創出と彼らへのスムースな経営バトンタッチが出来なかった。
ひょっとしたら今回の東芝の騒動は、日本における企業経営の新しい形を作る為に必要な、メガトン級の「必要悪」イベントな様な気がして来た。
家電系と重電系というのはおかしい。もともと、マツダのランプで有名な東京電気と重電の芝浦製作所が合体した。
東京電気が、電球、真空管から半導体、という流れ。家電も白物と黒物で異なる。また、コンピュータ時代に、経産省政策で、メインフレームは、日立と富士通、中型は、NECと東芝に再編された、なども大事。
また、西室さんのことも書かないといけない。この頃から、国際畑が出世。
直にお会いした印象では、西室さん、岡村さんは立派、それなりに見識がある、西田さんは、性格は別にしてユニークだった。佐々木さん以降は知らないが、問題だったように思う。
それよりも、もっとトップになる人材はいた。半導体の川西さん、鈴木紘一さん、システムLSIから経営企画の香山さん、半導体も重電も家電も経験がありサンディスクと提携した藤井さん、こういう人がなっていたら、また違っただろう。
指名委員会等設置会社であり、ガバナンスのお手本的なことを言われていた時期もありましたが、あくまでガバナンス耐性だけでは、こうした企業体質全てを変えることは難しいということですかね。。切ない。
あと、東芝の株価のポイントは、もう半導体事業の出資比率によって、どう売却プレミアムが変動するかですね。東芝側が49%以下になってもいいぐらいの話にして、手元に資金確保して東証一部にしがみつくか、それとも債務超過で東証2部でじっくり再生か、社内でどう意思決定するか、すごく気になる
優秀なエンジニアの雇用が流動化するチャンスと前向きに捉えたいですね。ここまで待たないといけないのか、とも思いますが。
決算発表前からいろんな数字を漏れ伝え聞いたけど、裏でどんなドタバタ劇があったのか気になるところ
「負け戦こそ面白いのよ」

しっかりと殿(しんがり)を務めていただきたい。
偏った考えだと思いますが、3.11が起こってもなお原発事業推進すること自体、人として間違った考え方だと思ってしまう。CSVの観点から株主と消費者と社会の為にどうあるべきかという考え方があれば、新たな道を作れただろうし、不正会計もしなかったと思ってしまう。利己的な考え方が己を滅ぼすということを改めて考えさせられた。
この連載について
東芝が、さらなる絶体絶命の危機に陥っている。原発事業で約7000億円の減損を迫られる予定で、年度末の債務超過がギリギリの状態だ。15年に発覚した会計不祥事を契機に、次々と、経営難に陥っていく東芝。だが、日々の報道が喧しい一方で、一体、東芝で何が起きているのか、経営問題の全体像は極めてわかりにくくなっている。特集では、東芝問題を5つの論点に分け、完全解説する。

業績