失敗を繰り返す原因は「心のクセ」。3つの“治療法”がある
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本記事で、草薙龍瞬さんが仕える佐々井秀嶺師によるインド仏教復活運動とは、インドに1億人以上いるといわれる最下層の「不可触民」(アウトカースト)の救済にあることを思い出した。この事実ひとつで、草薙さんたちがインドで行っている宗教活動は、僕らが日本で日常的に触れる仏教とはまったくの別物であることがわかる。
ゴータマ・ブッダは、悟りを開いたあと、涅槃の境地に留まりたい誘惑を絶ち、以後50年にわたってインド全国を旅しつづけ、衆生済度(苦しみの中にある民衆の救済)に一生を捧げた。佐々井さんや草薙さんは、2500年の時を経た現代インドで、ブッダの継承者として活動されている。その教えは、不可触民の苦しみの現実を直視し、それを超えていく道を示している。その教えの一端に触れられることは、大きな恩恵だと思う。「人間関係で苦労したくなければ、なるべく判断をしない」ことが、原則になるのです。
という草薙龍瞬さんの言葉。
まさに、その通りですね!
海外の人と仕事をすれば、いかに自分が善悪を自分勝手に決めていたことを認識します。我々の「気持ち」「身体」「行動」は、そのとき頭に浮かんだ「思考(心のつぶやき)」に大きな影響を受けます。
例えば、何か思い通りにいかないことがあった際に「このやろう」と思考してしまうと、気持ちはイライラ、身体は頭痛や血圧上昇、行動はアルコール多飲となってしまうといった具合です。
代表的な考え方のクセ。
「べき」思考:
〜すべきだ(すべきじゃない)。
「深読み・先読みしすぎ」思考:
失敗したらどうしよう。きっとうまくいかない。あの人は自分を困った人間と思っている
「自己批判」思考:
こんなことが起きたのは自分の責任だ。
「レッテル貼り」思考:
どうせ前と同じだ。自分は凡人だから。
「白か黒か」思考:
何でも完璧にできないと。いつもこうでないと。
無駄なストレスをなくすためには考え方のクセをただして現実をありのままに受け容れる(過度なプラス思考が良いわけではありません!プラスマイナスゼロ)、バランスのとれた合理的な考え方を身につけていく必要があります。
そして人間大体悩むのは未来か過去のこと(そんなこと悩みすぎてもどーもしようもないやん)ですので、「今ここでできること」に集中することが大事です。
上記を一言で言えば「事実と思い込みを仕訳せよ」ということになりますかね!