トランプ大統領の怪物級発信力に屈しない
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トランプの発信力に関して日経コラムに書きました。嘘でも事実として伝われば、事実になります。発信力は怪物です。⇒「人々が判断するのは事実ではなくて、コミュニケーションにより感知された認識(パーセプション)である」。
「人々が判断するのは事実ではなくて、コミュニケーションにより感知された認識(パーセプション)である」(グロービス・コミュニケーションウェイより)
伝えるということの本質をあえて言語化し、いくら良い事実があったとしても間違って認識される恐れがある、コミュニケーションには細心の注意を払おうというのがウェイの真意。
これを逆手に取ったのがトランプ流コミュニケーション。空疎なことでも、誤ったことでも、唾棄すべきことでも、圧倒的かつ一方的な発信力(ツイッターフォロワー21,852,090)で「正しい」と言い張る…。
善の発信力と悪の発信力の対決と言ったら、言い過ぎだろうか。
「それでも、僕らは正しいと信じることを発言し続けるべきなのだ。たとえ相手が強大であっても、いやむしろ強大だからこそ、発信をし続ける必要がある」――堀義人
賛成だ。「正しさ」よりも「声の大きさ」で主張がまかり通るような印象を受けますね。多くのフォロワーを持つ巨大な「発信力」に対抗するものは、多くの賛同者を得る広大な「共感力」かもしれません。