東芝「巨額損失」の起源を考える
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注目のコメント
東芝問題について、歴代社長の意思決定等を当時の日刊工業新聞の記事と、それを受けて今の状況の補足があり、非常に経緯が分かりやすいです。
日本はもっと過去の政策・事件・報道などに関する総括をして、次の教訓に活かしたいですよね。予算についての報道や関心に比べ、もっと重要な決算がほとんど報道・関心が無いので、予算で言ったもの勝ちになる傾向があります。財界では、経団連の第2代石坂泰三会長・第4代土光敏夫会長を輩出した「名門企業:東芝」の起こした「不正会計処理問題」の起源について検証した記事。
記事で名前が挙がっている西田厚總氏・佐々木則夫氏も経団連副会長を務めていた。
皮肉な見方をすると、金融庁が今回の「不正会計問題」では、東芝経営陣の責任については追及せず、結果的に「監査法人」の責任追及で終結させた事も、経済界の混乱について配慮したためかと思ってしまう。
東芝の追加支援要請や半導体部門の分社化という話題を目にする度に、日本の大企業の経営責任について、経営者個人の責任まで追及されるb機ではないかと感じている。この人達がトップになってから、ではなくて、この人達がトップになるまでの期間からダメ。
若干擁護するなら、この人達が発した言葉の行間を読み取って、その行間を補完した成果を持って報告してくる管理職を育てる土壌がなかったから、パワハラとか言われてこの人達が詰め腹を切ることになった。
元トップ三人が居なくなっても、代わりに座る管理職の意識が、行間を読み、より高いレベルで成果を出すって方向に向かないといつまで経っても同じ事の繰り返しだね。