日経平均は反発、円高一服で後場に買い戻し
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日経平均株価、TOPIXともに3営業日ぶり反発。東証1部騰落銘柄数は値上がり929/値下がり928と買い優勢。業種別では上昇25業種/下落8業種。鉄鋼、海運業、石油石炭製品が高く、ゴム製品、医薬品、サービス業が安い。東証1部売買高は18.1億株。東証1部売買代金は2.2兆円と2営業日連続で2兆円超。
為替、ドル円は前日トランプ氏のドル高けん制発言を受けて朝方は円買い優勢、一時112.55円（7:05）。午前は112.55円（7:05）→112.98円（9:05）→112.61円（10:00）と往って来い。以降は円が売られ、午後にかけて113円を挟んでもみ合った後、さらに円売り、一時113.36円（14:35）。
日経平均は寄り付き18,753.96円、前日比-59.57円。前場は寄り付き直後プラス圏に浮上したものの、その後下げ幅を拡大、日中安値18,650.33円（10:00）。以降は後場にかけて円高一服とともに再度プラス圏浮上。大引けにかけて上げ幅を広げ、日中高値18,941.24円（14:36）。終値は18,894.37円、前日比+80.84円。
円高一服で買い戻しによる反発。目先調整が一巡したという見方もあるようですが、まだ方向感が変わったと判断するには早いでしょう。明日以降、20日の米大統領就任式を目前に控えて騒がしい相場展開になりそうですね。アルゴ勢の巻き戻し(ショートカバー)ホント仕掛け含め早い..。クロス状況から本日も日銀ETF買い入った模様(今月5回目)。騰落レシオも4ヶ月振り100%割れてトランプラリー過熱感にも一服(ただ雰囲気的には投機筋の早い動きでまだ週末にかけ再仕掛け入るかもで)。
新興市場活況で個人は個別物色。今日気になった銘柄としては、信越化学が上場来高値更新したと。米経済に敏感に反応する銘柄ということでトランプラリーが始まって真っ先に買われてきた銘柄ですが、ひと段落した後も堅調な推移ですね。
あと鋼材の販売価格引き上げや、ダボス会議の習近平のスピーチを受けて、鉄鋼の生産削減に前向きととらえられたことが好感されて鉄鋼も強いと。鉄鋼なら東京製鉄とかのほうが動きがいいので好きですが、今日は新日鉄住金も大幅上昇。
地味なところですが早稲田アカデミーが今日も年初来高値更新。内需好業績銘柄が着実に上がってきてますね。今日は下がってしまいましたがかどや製油などもそういう感じでしょうか。
