攻めのAIと「プレスリリースドリブン」で動くメディアプランニングの可能性 ──IBM iX岸本拓磨インタビュー
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あら岸本さん。朝日広告社の実証実験は自分もお手伝いしましたが、Watsonの性格分析サービスであるPersonality Insightsを、おそらく日本で初めて実証実験として利用して、予想より面白い結果が出ています。心理学のBig5モデルなどを元に作られたサービスです。
http://www.ibm.com/watson/developercloud/personality-insights.html一消費者(超めんどくさがり)のひとりごとですが、↓ここまで分析できているなら、広告に気をつかうよりいっそのこと、マッチした商品を「買い物かご」に入れたり、返品可能な条件で配達したりしてほしいような。
おいしっくすの定期ボックスや、試供品、服が届いて着た後は返してもいいし自分の物にしてもいい定額サービス、みたいなイメージです。
「私が実際に「健康食品が好きだ」とソーシャルメディアに書いたことはありませんが、私の言葉の使い方や言い回しなどから、そうした傾向があるとWatsonが分析したのです。そして、私をよく知る人は、私が健康飲料を箱買いするのを知っています。」
「ECサイトである商品を購入したら、すでに購入した商品の広告が何度も表示され、「そんなに何度も買わないよ」と思った経験を持つ人もいると思いますが、自然言語処理によるペルソナ分析で、より人の嗜好と性格分析を反映した広告クリエイティブのあり方や、より受け入れられやすいマイルドな方法で広告を表示する仕組みが実現できるかもしれません。」プレスリリースドリブンという言葉は盗まさせてもらいます!データの力で、安売りコンテンツの大量生産から生活を豊かにするコンテンツに溢れるメディア環境をつくりたいですね。
従来のテキストマイニングはキーワードのグルーピングはできるけど、意味的な要素までの掘り下げは難しい印象があります。ワトソンだとどこまでできるのだろうか・・・