日経新聞には絶対に書けない「2017年日本経済」本当の展望
コメント
注目のコメント
本記事の以下の部分がとくに重要ですね。このセオリーに基づいて政策運営しない限り、日本は長期停滞から脱することはできず、また財政再建を果たすこともできないでしょう。
以下引用部分。
「日経新聞には、構造改革で成長率が上がる、という人が多い。筆者も、構造改革で成長率が上がる可能性はあると思うが、それは長期的な話だ。そもそも構造改革で成果が出てくるのは、早くても数年先である。とても1年間の話に間に合うはずない。
短期的に経済成長させるには、有効需要を増加させるしかない。
短期的には、有効需要の増加が必要であり、その後、財政支出で政府消費と公的資本形成、税政策で民間消費・投資、金融政策で民間投資、純輸出などの需要項目に働きかけるのがセオリーである。」インフレ目標を速やかに達成し、経済調整を効果的にするためには、財政政策の活用が必要です。できれば、インフラ投資などに「出動」するよりも、減税や給付金の増額がいい。消費税率の引き下げができると、一番いいと思います(できないのだろうけど…)。