米ディズニー、映画「カーズ」めぐる中国の著作権侵害で勝訴
AFP
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中国における著作権保護方針の大転換とも言える出来事。かつては、なかなか模倣が出て来ても認められないケースが多かったが、ディズニーの国策レベルにも見える中国での展開とこの勝訴は、他のIP企業にとっても頼もしい変化。ディズニーだけの特例措置ということでないといいが。
ここ二年間の中国における著作権の状況の変化は本当に著しい。
IPという単語の一般化やゲームの正規版化、動画配信の有料放送と正規版化、映画産業の飛躍などなど、急速に環境が変化し、世界のIP産業の中心に一気に進んでいる。上海市高級人民法院での判決です。アメリカ・日本と中国の間でも、判決の相互執行条約がなく中国の企業に対して判決の執行をするためには中国で裁判するしかありません(仲裁合意があり仲裁する場合を除く)。
しかし、中国での裁判では国家的利益が実質的に考慮されることが多く、なかなか外国企業が勝てない現実もありました。
そんななか、ディズニーが上海市高級人民法院で勝訴というのは画期的。
中国が腐敗に関しても先進国へ向けて舵を切るなか、権利保護についても重視してきていることが出ているのかもしれません。
それにしても、この映画の現物の画像見ましたが、さすがにそのまま過ぎますよね…。