【事例】顧客を選んで「残業ゼロ」。でも160%成長の会社
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なんだか記事になると仰々しく響いてしまって恐縮なのですが、たまたま僕らにとっての個別最適解の主要な要素が残業しないで済むようにビジネスすることだったから真剣に取り組まざるを得なかっただけで、ユーザ数が大きいこと、売上が大きいこと、資金調達額が大きいことなど、各企業さんによってこれが今のセンターピンだ!と定めたものには死に物狂いで取り組んで成果を上げておられると思います。
僕らにとってはたまたまそれが残業せずに済む事業をつくるということで、逆説的な表現ですが、まさに死に物狂いで残業せずに済む事業をつくり、なんとか維持できるように取り組んでいる感じです。残業ゼロ──と聞くと、従業員が生産性を上げるため、一切、私語もなく、一心不乱に働くイメージですが、
クラシコムのやり方はそんなギスギスしたものではありません。
時間内にできない仕事は引き受けない。自社の働き方を理解してくれるクライアントとだけ取引する──といった「断る力」を発揮して、社員のワークライフバランスを担保しているのです。
中小でも、大手の
顧客に媚びへつらわず、対等な関係性を作る
それが可能なビジネスモデルを確立したことが、凄い。クライアントを選ぶのは本来当たり前だと思います。むしろ選ばない方がおかしいでしょう。そもそもなんのために事業を起こしたのか、どんな事業にしたいのか、と問えば、自然にクライアントを選んでいることにつながっていきます。そので本来の理念をおろそかにするとクライアントを選べず成長はするけど低い利益のレッドオーシャンに突っ込んでいくのだと思います。
ここまではっきり言われるのも珍しいですが、本来はきちんとどのクライアントの課題解決をするかを明確にするほうが王道だと思います。