【松岡真宏】ECが「2つの意味」で既存小売を破壊する
NewsPicks編集部
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注目のコメント
節約時間価値と創造時間価値という捉え方、大変勉強になります。小売の新しい価値とは、個人的にはその二つとは全然違うものになっていくものと見ています。
小売の提供する真の価値とは、物を買うことでも時間を過ごすことでもなくなっていく。無印良品などが最たる例で、アプリを接点にした会員制度によって、お店にいるとき・何か買いたいとき以外でも、生活の一部として無印良品が入り込むように設計されています。
https://newspicks.com/news/1825923/
これは流行りの「コト消費」という言葉でも表せない、さらに先に行っているものだと感じます。無印良品が好き、という「心の隙間を奪う」ような、そしてその結果として物理的な時間を奪うような、価値の提供の仕方であると感じます。(最盛期の百貨店は、もしかするとそういった価値を広く提供する存在であったのかもしれません)
自分の生活に近い場所で、新しい「好き」を生み出す仕組みを作る存在たり得るところが、小売のとてもおもしろいところです。