この連載について
プロピッカーとNewsPicks編集部のメンバーを中心に、NewsPicksに集ったプロフェッショナルが日々ウオッチしている専門分野の「2017年」を大胆に予測。ビジネス、テクノロジー、政治経済、世界情勢、そしてイノベーションなど、各カテゴリで2017年のトレンドになりそうなムーブメントや知っておきたいビジネスのヒントを指し示す。


この連載の記事一覧

【アマゾン幹部】デジタル決済は、ショッピングの「未来図」を創り出す
NewsPicks編集部 426Picks

【佐々木紀彦】有料、リアル、人。メディア業界の「3つのトレンド」
NewsPicks編集部 812Picks

【NYT】2017年の欧州を襲う「ポピュリズムの波」
NewsPicks編集部 57Picks

【池内恵】中東政治の軸はロシアとトルコ、米国の覇権は希薄化
NewsPicks編集部 98Picks
【櫻田潤】「掛け算」の時代に欠かせないクリエイティビティ
NewsPicks編集部 590Picks

【石破茂】“シン・ゴジラ騒ぎ”を超え、本質的な議論を目指せ
NewsPicks編集部 128Picks

【阪根信一】主婦を洗濯物から解放する、「ランドロイド」の誕生秘話
NewsPicks編集部 153Picks

【加藤出】米FRBが15回も強調した、世界経済の「不確実性」
NewsPicks編集部 53Picks

【田原総一朗】憲法改正と天皇陛下の退位問題はどうなるか
NewsPicks編集部 92Picks

【上山信一×おときた駿】2017年のキーワードは「攻めの都政」
NewsPicks編集部 64Picks
最近、NHK BSのワールドニュースでロシアTVのパートを見てから出勤することが多いのだけど、ロシアTVのニュースではシリア情勢やクリミア半島問題などの外交・安全保障政策が扱われることが多い一方で、ナショナリズムと文化を絡めた報道も極めて多いように感じる。例えば、先日はウクライナに「簒奪」されたクリミア半島の文化財保護のニュースを扱っていたし、今日はプーシキン美術館で行われている「雪解け時代」(1953〜68年)の文化展の様子などが報じられていた。
ワールドニュースが抜粋ニュースであり、3〜4件程度のニュースを選定していることを考えると、これだけ文化関係のニュースが多いということは、それだけロシア政府が文化政策に「力を入れている」ということである。つまり、文化政策に注目させることで「目を逸らさせたい政策」があると考えることもできるわけで、それが経済政策なのではないかと思う。
興味深かったのは、「我々は、軍需産業が、保健、エネルギー、航空、造船、宇宙探査その他のハイテク産業分野において、現代的で競争力のある民生用製品(強調部分は筆者による)を製造できるよう指導していかねばならない」という点で、これは冷戦後にアメリカが必死に取り組んだことであった。たとえば、インターネットやGPSの普及、FEDEXのような国際物流網の構築はいずれも軍用技術やノウハウの民生転換に他ならない。
ロシアも同様の取り組みを行うのであれば、一定の成果を上げることができるかもしれない。ただし、アメリカが比較的自由に経済活動ができる国であるのに対して、ロシアは依然として政府の統制や規制が強い国であることを考えると、アメリカ並みの成果をあげられるかは個人的には疑問である。
確かに経済制裁をしている国に島を返すという発想はなかなか起きないもの。この辺も北方領土問題の解決に必要なピースになるでしょうね。
聖域の国防費、圧倒的に多い社会保障費。どの国でも同じような悩みを持ってますね
知らない事が多いので勉強になる
対日、対米関係の裏には大統領選を見据えいる、とのこと。