【大室正志】偏差値エリートのディー・エヌ・エー
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注目のコメント
元々WELQについての対談を予定していたものの、先方多忙のため取りやめになり、寄稿スタイルと決まったのが火曜日(月曜深夜)。タイトルも変更になりました。
また後藤記者含め3人がインフルエンザという編集部パンデミックの影響で、原稿を前倒しし水曜日までに書いて欲しいとお願いされたのが昨日。
・・・? 今日書けってことか・・。
ネットメディアのスピード感を実感いたしました(笑)。
今回はたまたまカント-柄谷における「真・善・美」のフレームを利用しましたが、例えビジネスであっても我々は色々な判断基準を「着脱」しながらものを物事を進めていくべきだと考えています。
ある時はあえて『 』に入れた方が良い。
ただその『』は入れっぱなしではいけない。
これは個人にも企業にも言えると思います。
コメント欄も非常に参考になりました。
皆さまどうもありがとうございます。「真」「善」「美」の3つが職場にも必要という考えに共感しました。
弊社では人のモチベーションタイプを
アタックタイプ(支配達成欲求 勝・負にこだわる)
レシーブタイプ(貢献調停欲求 善・悪にこだわる)
シンキングタイプ(論理探求欲求 真・偽にこだわる)
フィーリングタイプ(審美創造欲求 好・嫌にこだわる)
に分けています。
立ち上がったばかりのベンチャー企業は、多様性を内包せずに、どれか一つか二つのモチベーションタイプで束ねた方がドライブさせやすい。過度な多様性は組織の生産性を下げます。
しかし、あまりに単一なモチベーションタイプでドライブしてしまうと、多様なモチベーションタイプによって構成される世間一般の価値観とはズレてくる可能性があります。
企業が成長していく過程において、多様な価値観をどんなステップで、どんなスピードで組織に内包していくかは非常に重要な経営課題です。本特集では「自分はサービスを使ったことがないので世の中には要らない会社である」というメチャクチャなコメントまで出るなかで、ベンチャー支援も行いベンチャーに対する暖かい眼差しを持ちながら、悪いところは悪い、と指摘する非常にバランスがとれた記事と思いました
特集後半に書こうと思ってましたが、本件は一言で言えば「PMIの失敗」と思ってます
ある程度大企業になってしまったDenaとして、時代を代表する「イケてるベンチャー」を買収して成長エンジンにしていくことは、アメリカでの買収の失敗もあり「苦手分野」でもあり「確立すべき勝ちパターン」として模索し続けていたはずです
グレーゾーンにも突っ込むベンチャー的な粗さをどこまで大企業的作法で介入すべきか、それは風土を殺すことにはならないか、常に迷いながらやっていたはずです
もちろん、ゲーム事業の落ち込みが続き業績を作らないといけないなかで、「次の柱」を作らないといけないために、大室さんの言う、とりあえず『』にいれて、それを忘れてしまう、ということが起こったのだと思いますし、そこは改めるべきところだったと感じます