リチウム電池の寿命が12倍向上。安永が正極板で新技術を確立

コメント

注目のコメント

• 若林 秀樹

  東京理科大学　大学院経営学研究科技術経営(MOT)専攻 教授

  ・2016年11月23日

  安永、もともと、自動車エンジン部品メーカーであり、水晶部品向けワイヤーソーの老舗だが、ワイヤーソーを中心とする太陽電池ウェハー製造装置を拡。2009年4月には、子会社2社を吸収合併、ワイヤーソーから、ウェハーセパレータ、ウェハー外観検査装置へ。、固定砥粒方式では先行。金属加工技術はあるのだろう。
  電池討論会には出ていないようだが、過去最大の参加。
• 明 豊

  日刊工業新聞社 デジタルメディア局局長

  ・2016年11月23日

  昨日はこれで安永がストップ高に。電池技術は市場が反応しやすい。それだけ各社がしのぎを削る一方で課題も多いということ。電池メーカー自体もあまり儲けていないし。
  個人的に気になるのは、究極の電池といわれる「リチウム-空気バッテリー」。実用化には少なくともあと10年はかかるとみられているが、ケンブリッジ大などが新しい技術を開発するなど各国で研究開発が進んでいます。
  http://newswitch.jp/p/2557
• Nakano M

  スタートアップ リーダー

  ・2016年11月23日

  リン酸鉄リチウム以外にも応用出来るプロセス技術との事なので、三元系電極との比較を早く知りたいところですね。リン酸鉄は安定性に優れますが、出力が低い事が課題のはずですから。
  
  合わせて、今回の試験条件は室温(23±2℃)ですが、高温での特性と寿命評価を知りたいです。リン酸鉄リチウムは高温でも安全性が高いのが特徴ですが、同時に他電極材と比較して高温特性に劣る欠点もあるはずです。
  
  安永PR
  http://www.fine-yasunaga.co.jp/ir/pdf/news/press20161122.pdf