Airbnbが宿泊に続く新サービス「トリップ」発表 体験や趣味をシェアする時代へ
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これは嬉しい!
旅行は誰が案内してくれるかで、全く違うものになる。仕事で現地のコーディネーターさんに連れて行ってもらう場所は、ガイドブックでは出会えないものばかり。
Airbnbが提供するのは、場所だけではなく、人や体験。
私も日本に来た観光客にいろんな日本ブランドを見せて歩きたい。夢が広がるなあ。中目黒でルームシェアしていた頃7年ほど前、同居人だった高橋氏がAirbnbを始め、リビングにはたいてい外国人が滞在するようになりました。
いつしか「この部屋汚いけど住人のObaがめちゃCoolで面白いぞ」などというコメントが付くなど(こうしたコメントは実際あったが、それが重要だったわけではない)、日本でもトップクラスの人気部屋に。
この時の体験をベースに高橋氏が起業した体験型旅行提供サービスがVoyagin(旧名FindJPN)です。名称変更は震災の影響で東京への外国人観光客が一気に減り、日本からアジアへの展開をせざるを得なかったという背景もあったかと思います。
そしてそのVoyaginも昨年楽天に買収されました。
「資金も溶かした、美しいだけじゃ食えない」アクティビティ予約のVoyaginが楽天に買収されるまで | TechCrunch Japan http://jp.techcrunch.com/2015/07/02/150702voyagin/この体験型旅行「トリップ」のホストとして携わる者です。
3年ほど前に、都内の老舗和菓子屋さんを自転車で巡るツアーを企画し、「ツール・ド・和菓子」と題して不定期で開催してきました。いつか外国人観光客向けのビジネスにしたいなと思っていた矢先、Airbnbさんから「今度こういうサービスを新しく始めようとしているので、最初のモデルになってほしい」というお話を受けて、夏頃からβ版でスタートしました。
ホストにとっては、ユーザーの多いAirbnbが集客をしてくれるということが、大きなメリットになります。たまたま日本に来ている観光客を見つけて、お客さんにすることは、一般の人にとって容易ではありません。また、宿泊にAirbnbを利用するユーザーは、もともとユニークな体験を求めている人が多いので、その点の親和性も高そうです。
ローンチの日にちが決まってからのスピード感は、「さすが」と思わせるものでした。すごい勢いでトリップを増やし、カバー写真の撮影、トリップを紹介するムービーのための映像撮影・・・。大波に飲みこまれるように進んでいきました。正直、よく間に合わせたなと。舞台裏でこのスピード感を体感できたのは大きな財産になりそうです。