ドンキ27期連続増益の秘密は大手GMSと「真逆の戦略」
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私が働いていた10年以上前は、店舗9割・本部1割ぐらいの仕入れでした。それでもまだ8割を店舗権限で仕入れているので、各店違いを出せているのだと思います。都内のドンキの競合店は近くのドンキです。
店舗に仕入れ権限を委譲する事(バイトにも)により、在庫に対する責任感を現場の各従業員が持ちます。在庫回転率を良くしたいので、売れないなと思ったら、いち早く安売りして、損切りさせる事が現場の判断で出来ます。そんな事を積み重ねた、ノウハウが27期連続増益なのかも知れません。
ただ、一方で従業員の長時間労働に支えられていた面もあります。今年始め、労働基準法違反の疑いで幹部らが、書類送検されました。
http://www.sankei.com/economy/news/160128/ecn1601280037-n1.html
電痛の問題もありましたが、なんとか長時間労働させる事無く、成長して頂きたいところです。。。家具チェーンニトリが百貨店へ、そしてドンキがGMSへ。高度経済成長期の成功モデルから転換できなかった総合小売が専門小売に名実ともに取って代わられる、歴史的転換点になりそうです
ドンキの強さについては度々取り上げられますが、こちらの記事とそこで書いたコメントが一番わかりやすいのでリンクしておきます
https://newspicks.com/news/837312ドンキの創業者である安田隆夫氏は数々の名言を残している稀代のカリスマ経営者。
皆さんのコメントに経験談を加えると、昔ドンキの本社にお邪魔したときに、来客用でなく従業員用のトイレを拝借することがありました。
男性用トイレで用を足していたら、目に入るところに業務マニュアルというか標語みたいなものが張り出してあって、「商売は仕入が全て」みたいなことが書かれてました。
トイレ休憩の合間にもカリスマ経営者の教えが目に飛び込んでくる職場環境。こりゃ鍛えられるわけだと思った記憶があります。