『君の名は。』大ヒットの理由を新海誠監督が自ら読み解く(上)
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注目のコメント
人が共感するポイントというのは実は今も昔も変わらない。古典にはそのエッセンスが凝縮されていると言うのは、なんとも得心がいきますね。
「言の葉の庭」だけでなく、「君の名は。」も又和歌に着想を得たものだそうです。
そういえば、出会うはずのない男女が夢の中で邂逅すると言うテーマは、「雲のむこう、約束の場所」もそうでした。
和歌と言う古来の男女のコミュニケーションを現代に置き直したのが、携帯メールであり、スマホでしょうか。
新海誠さんの処女作「ほしのこえ」は遠い宇宙との携帯メールを通じた物語でしたが、「君の名は。」では是非スマホを登場させたかったというあたりに、そのこだわりを感じます。
などと、色々考えさせられるところの多い新海ワールドですが、何より地下世界での冒険譚「星を追う子供」の着想が、おもすびころりん、だというのに驚かされました(笑)いやあ往年のファルコム作品ファンとしては羨ましいですねー。二時間の映画が長すぎるというのはその通り。そしてスマホを効果的にフィーチャーしているのは流石の力量。