ECB、政策金利を予想通り据え置き
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注目のコメント
ECBの政策金利は事前予想通り据え置き。
英国のEU離脱手続きが翌年以降に持ち越されることが決まった中で、低インフレにあるとはいえ、現段階で動くのは早計と判断したということかと思います。
ただ、これからブレグジットの影響がボディブローのように効いてくる可能性がある上、イタリアをはじめとした他の加盟国の政治的リスクも高まっていますから、来年3月までとされている量的緩和は延長せざるを得ないのではないでしょうか。おそらく状況次第では追加緩和を余儀なくされる局面も想定されます。
しかし、財政政策を金融政策と協調的に行うことができない現状で、たとえ想定されうるリスクにはそれなりに対応できたとしても、テールリスクが顕在化した場合にはどうするのか懸念は拭えませんね。