ハーバードに最適化したら日本企業に不適合な人間に
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【第9話】日本マイクロソフト会長の樋口泰行さんはハーバードで「地獄の人格改造」によりノイローゼ寸前に。「ドアに頭をガンガンぶつけて『早く帰りたい、帰りたい!』と、一人で叫んでいました」。このエピソードも凄まじいですが、ぜひご覧いただきたいのは本文中の写真。新浪剛史さんと御立尚資さんのお姿が…!
注目のコメント
東海岸の名門ハーバードビジネスクールに対して西海岸の名門スタンフォードビジネススクール。この両校はまさに好対照であった。ハーバードが樋口さんの話にあるように弱肉強食のジャングルルールを彷彿とさせる競争社会であったのに対し、スタンフォードはチーム志向の共助社会であった。ケースメソッドを使いクラス発言を重視するところは同じだが、ボトムの成績の学生を自動的にキックアウトするような発想はなかった。それどころか、成績優秀な学生に教務課がアプローチし、ボランティアで成績の悪い学生のチューター(家庭教師)をするように要請していた。そして優秀な学生の多くは喜んでその役を受け入れていた。学食でアメリカ人学生が日本人学生に辛抱強くケースの要点を教えていた姿をなつかしく思い出す。スタンフォードは成績に関しても過度な競争を避けるために、トップ10%のみを企業等に開示し、残り90%は「その他大勢」(つまり平等な扱い)だった。どちらが優れた教育制度かを評価するには、多面的な分析が必要だろう。だが、どちらがより自分に合った(好ましい)教育文化かはすぐに決められる。僕はスタンフォードで学べて本当に良かったと、30年以上経って益々強く実感する。
>あれほど必死になって勉強したはずなのに、じつは、具体的なケーススタディに関しては何ひとつ覚えていません。
私も何一つ覚えていません。(笑) 毎晩うんうん唸りながら仮説とロジックを考えていたことだけは鮮明に覚えています。
ま、私ごときとハーバードのビジネススクールで苦しまれた樋口さんとを一緒にすること時代大変恐縮ですけども。。。