アジアの次なる一大EC市場インドネシア
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注目のコメント
インドネシアECの最大手一角に投資する当社にはサポーティブな言論。でも原文含めあまりに事実誤認が多すぎる。
伸び率は凄いし東南アジア最大のEC市場は間違いない。でもあと4年で日本を抜くとはさすがに考えずらい。データ出所は役人が口頭でしゃべったというが、現地役人がテキトーなのは駐在日本人は誰でも知ってる事。今後2年で「モバイルユーザの割合が99%近くまで上昇」も言い過ぎだろうし、「インドネシアはFacebookという単一のソーシャルメディアが広く浸透している珍しい存在」に至っては意味不明、普通にみんなTwitterもインスタも使います。
固有名詞も誤認のオンパレード。
aCommerceは「一気通貫のECサービス」ではなく倉庫物流アウトソーサーだし、Tokobagusはとっくの昔にサービス名を変更済み、Sukamartに至っては事業停止している。
新興国の事は情報発信すればこうして衆目を浴びるが、だからこそ責任もって正しい情報発信をしないとむしろ害悪だ。モバイルファーストなのは同意しますが、EC全体の伸び=出店すれば商品が売れるというロジックは成り立たないので、注意が必要だと思います。
Facebookの利用者が多いということは頷けるデータですが、Facebookも利用しながら複数のソーシャルメディアも利用しているというのが正直な印象です。
徐々にビデオ、オンライン動画を利用したプロモーションも現地で広がり始めていて、デジタルマーケティング領域でいうと、日本よりも少し遅れているという印象です。
ただ、今後ECの広がりにともない、プラットフォームに乗せれば売れる流れから、適切なターゲットに向けたマーケティングが必要な時期に移行し始めるので、現地のターゲットに向けたローカライズが重要になってきます。