英ポンド下げ幅縮小、中銀支援表明で=NY市場
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ポンド/ドルにしてもポンド/円にしても一気に急落して昨日13時台にそれぞれ1.3228ドル、133.38円までポンドが売り込まれてから多少戻してはいます。ドル円も一時100円割れしてから、102円前後で落ち着いていますが、今回の英国の国民投票前の水準を考えれば低位安定している程度の話。引き続き円が買われやすい地合いが続く可能性が高いでしょうから、為替市場の安定化のためにも、とくにG7は協調介入に踏み切ってほしいですね。あとは日銀の追加緩和が必要とされているタイミングでしょう。
うーん、そこまでは変わっていない印象。ポンド円をみると、日本時間午前1時くらいに138円台にはいったところから一旦141円近くに戻したが、結局140円くらいまで下がっている。元々133円台からは昨日の日中に戻していたし、そこまでの動きを考えると、中銀声明で大きく反応したようには自分には見えない。
今後の記録のために、木曜日からの為替などの動き。
木曜16時、20時、金曜朝7時、12時、底値、16時、土曜朝の状況。最大値幅は自分がこの時間帯でメモしているなかでの最大値と最小値の幅(最安値はちゃんとメモしたが、最高値はメモしていないので)、%は木曜16時からの比較。
<ポンド円>
154.2→157.7→159.3→137.2→133.4→140.4→139.9円
最大値幅約25.9円/ポンド、現在-14.3円/ポンド(-9.3%)
<ポンドドル>
1.48→1.49→1.50→1.35→1.32→1.37→1.37ドル
最大値幅約0.18ドル/ポンド、現在-0.11ドル/ポンド(-7.5%)
<ドル円>
104.5→105.8→106.5→101.3→99.1→102.5→102.3円
最大値幅約6.7円/ドル、現在-2.2円/ドル(-2.1%)
<ユーロ円>
118.4→120.7→121.5→111.8→109.6→113.7→113.6円
最大値幅約11.9円/ユーロ、現在-4.8/ユーロ(-4.1%)
<WTI原油>
49.4→49.8→50.3→47.7→46.8くらい?→47.9→47.6ドル
リスクオフの際の避難通貨の代表格はドル・スイスフラン・円。いずれに対しても円高が進んでいるので、避難通過の中でも円が最強の状況。ポンドは、瞬間的に下がった後、上がっていくと考えてます。以下は予想です。ファンダメンタルズで見ていけば、経済面では英国とEUはFTAを早期に結ぶはずです。政治面では独立性が高まります。反面、EUは混乱が長引く可能性があります。したがって、中長期では英国は美味しいところ取りとなりポンド高に向かう可能性が高いと思うのです。