「ソニーも大将が変わればがらりと変わる」
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下記は否定しない。でも、ここに原因追求するなら、「できた人間」を育てられなかった世代は、まさに今こういった批判をしている世代。一連の連載を見ていて思うのが、いずれの方も自分の成功体験をもとに語っているが、デジタル化の進行や水平分業の進捗といった外部環境の変化についてはほとんど触れず、また体制・人財育成含めて自分たちがどうしておけばよかったかという話をせずに、現状の批判がほとんど。結論としては「トップを変えればいい」だが、技術が分かるということの具体論は更にはない(例えば技術がわかるという点では、シャープの片山氏は液晶のトップエンジニアだった)。
自分だったらどうするか?正直具体的な解がない。シンプルなところであれば特徴がない製品を辞める方向で雇用とのバランスを考えるというのはあるかもしれないが、これも個々の製品の利益率とかを考えなければ正しいのか分からない。解がないのであれば、現状の施策で明らかに間違えていると思っている点の具体的な指摘以外は、応援をするほうがブランド価値含めて貢献ができると思う。
『でも会社というか組織って、そういう頭が良くて優秀な“できる人間”だけを集めても、うまくいかないんだ。彼ら彼女らをうまく機能させるには、人徳や胆力などの人間力で、組織をまとめる能力を身に着けた“できた人間”ってのが必要なんだよ。“できた人間”をきちんと育てて、そういう人が組織を率いるようにすれば会社はうまくいく。』ソニーOBによるインタビュー連載が続いてますが、さすがにこれだけずっとOB側の批判ばかりが続くと、ちょっとウンザリしてくる感じもありますね。
是非中の人たちの実際の行動による反論と対比しながら見てもらいたいところ。
ただ、今回の記事タイトルのトップが変われば、ソニーも再び輝ける余地が十分あるというのは個人的にも同意。
日本企業の低迷のパターンって、頭の良い人たちが既存のルールの中で良かれと思って不向きな方向に会社の舵を切ることによって悪いサイクルにはまってる印象が強いので、回りから見ると少し常識はずれな人がトップについた方が今の時代には輝ける気がします。
それがソニーの場合には技術も分かるトップの方がよいかも、というのはあるかもしれませんね。リーダーが変われば、全てが変わる可能性があるのは、会社だけでなく何の組織でも同じ。
しかし、先日のGEの記事にもあったように、既に出来上がった「大企業」の会社文化を変えるのは本当に大変ゆえ、変化の早いインターネット時代に適した第二、第三のソニーを創る方が現実的だろう!
一向に国を良く出来ない政治家と官僚に最後に一肌脱いで貰い、ベンチャー優遇の制度を沢山作り、民間はベンチャーが育ちやすいシリコンバレーのようなエコシステムを作っていく必要があるであろう!
頑張れ日本!