感覚的な行動は科学よりも正しい
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注目のコメント
「研究で大事なことは、理解できる前に、試しに感覚的にやってみること。今の科学者は、完全に理解が進んでからでないと、実用化はしない。どうしても、完全理解が先に来る。」
これは、研究だけではなく生きていく上でも適用できるのでは。
100%、120%まで自分の中で考えることも時に必要ですが、考えただけで満足してしまい実行に移さない(移せない)時も往々にしてあります。
やってみて、ダメだったらその前の分岐点に戻れる。
その環境づくりが必要な気がします。今回の話は,ちょっと感覚的に合わない部分がありました.
「先ほどの病院の例のように、やってみたら、理由はよくわからないけれど、うまくいったという話が増えてきています」の部分です.
研究をしているとこれとは逆に「感覚的にはいけそうなのに,実際は上手くいかない」ということの方が多くいです.だからこそ,ある個人のセンスに頼るのではなく,上手くいくためのあれこれを理詰めで攻めていく,というのが学問なんだと思っています.
もちろん,社会に還元していくためにはアカデミアで閉じて論文だけ書いていてもダメだというのはよく分かりますが,一方で,そこを閉じ込もって理詰めで考えていくということこそが,アカデミアにしかできない,真に求められていることなのではという気もします.昨日に続き、これからの時代に必要なことが凝縮された素晴らしいキーノートスピーチです!
効率的に社会や組織をマネージできるシステムが縦割り化ですが、それは先入観を作るシステムでもあり、直感を通した機会領域の発見ができなかったり、縦割りの狭間に生じる課題の発見が遅れるリスクもあります。
だからこそ、これからの時代、個々が全体を見て、すべての分野をかき混ぜて設計していくというマインドを持てという締めに繋がっていきます。
私もかき混ぜられる人が増えたら、社会が変わっていくと思っています。経済や経営、新サービスやコミュニティの話題などにピックが集中するNPですが、MITメディアラボが取り組んでいる領域やアートシンキングな領域についても、引き続き、NP編集部に取り扱って頂き、かき混ぜるというマインドセットを醸成する一助として、情報を発信して欲しいです。