ゆうちょ銀行がプライベート・エクイティ投資を始めるワケ
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世界の政府系ファンドの運用資産残高トップ10は下記の通りです。日本にはいわゆるソブリンファンドはないですからランキングには出て来ませんが、ゆうちょ銀行はこの記事にあるように205兆円、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が130兆円と、日本の「政府系」ファンドは世界的に見てもズバ抜けて大きいことが分かります。(民間に1600兆円もの金融資産があるので、当然と言えば当然ですが。)民間で世界最大の資産運用会社であるブラックロックが50兆円ですから、正に池の中のクジラといった感じです。
と言うことで、ゆうちょ銀行はオルターナティブ投資には並々ならぬ熱意を以て体制作りを進めていて、ヘッドハントするに当たっても、かなり好条件を提示しているそうです。メガバンク中心の間接金融の世界から日本の金融が一歩踏み出すきっかけになるのではないかと、ゆうちょ銀行の活躍を大いに期待しています。
1. ノルウェー政府年金基金 89兆円
2. アブダビ投資庁 81兆円
3. 中国投資有限責任公司(CIC)78兆円
4. サウジアラビア通貨庁(SAMA)66兆円
5. クウェート投資庁(KIA)62兆円
6. 中国国家外貨管理局 50兆円
7. 香港金融管理局 46兆円
8. シンガポール政府投資公社(GIC)36兆円
9. カタール投資庁(QIA)27兆円
10. 中国国家社会保障基金 25兆円
(SWFIのHPより抜粋)良い方向。ゆうちょ銀行には、PEに続き、VCへの投資をして欲しい。GPIFも続いて欲しい。マイナス金利の時代。株式投資だけでも限界がある。新たなアセットクラスをポートフォリオに組み込むべきでしょう。