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応用物理学会にて「日本の大学の研究競争力はなぜ弱くなったのか?」

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注目のコメント

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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    かなり詳細に統計データが掲載されており、このブログの著者には頭が下がる。端的に言えば、研究者の競争力というのは、論文の生産量、質、競争的資金の獲得数で測られる。論文の質を定量化するのは難しく議論の余地はあるが、客観的な指標の一つとしては、その論文が他の研究者からどれくらい引用されたのかを表す引用数だろう。

    要するに、研究者にとっては、オリジナルでインパクトのある研究をいかにスピーディーに行い、その結果をいかに質の高い論文に仕上げるかが、競争力向上のポイントとなる。そのために必要なのは、このブログの著者も書いておられたが、十分な研究時間と研究資金の確保である。私は、ここに研究者個人のサラリーの充実も付け加えたい。

    ちなみに、中国の異常な伸びは、昨今の若手中国人研究者人材の充実に加えて、かの国が国策として科学技術分野に圧倒的な資金を投資しており、研究者に対するインセンティブも充実していることが要因として大きい。具体的には、論文一本出版あたり日本円で10〜20万円が臨時ボーナスとしてふところに入る。さらに、競争的資金の一部をサラリーにする仕組みもある。大学によっては、住居提供や子供にとって良い教育を与える環境など、充実した福利厚生の仕組みもあるようだ。このように、研究者としての競争力を上げると得をする仕組みと環境、それを支えるだけの潤沢な資金があるのが大きな要因の一つだろう。


  • 慶應義塾大学 准教授 (SFC/総合政策)

    これは保存版。これだけしっかり事実を見据えている資料はあまりない。教育と研究に関わるすべての人間だけではなく、政治家の皆さまや政策決定者の方々にも見て欲しい。バラまいている暇があるならば、日本の未来を考えて行動して欲しい。

     様々な取り組みは、シンポジウムや、招聘講演や、レポート出版など、異なる方向へのアウトプットに向かっている気がする。地域連携やグローバル化などの課題もあるが、そうしたものに時間が取られるあまりに、日本の屋台骨を支えてきた研究力が失われているのではないだろうか。

     危機感を持って、自分も取り組みます。


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    S&S investments 代表取締役

    日本の大学がそもそも研究できる環境にないからこの凋落も当然。むしろ、これまで個人の頑張りでぎりぎり踏みとどまっていたほうが凄い。人工知能の松尾さんも東大とシンガポール国立大学(NUS)に半年ずつ居るけど、東大では雑用ばかりに追われて、NUSに居る間に集中的に研究していると話していた。


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