【山崎大祐】ファーストキャリアは「自分の文化」をつくるものだ
コメント
注目のコメント
出張先のペルーより山崎です。文章になると格好良く見えてしまいますが、実際には気持ちを強く持ちながらも暗中模索の就職活動と20代でした。「生きるように働く」と言えるようになったのも、マザーハウスの経営が落ち着いてからです。
苦しい時代、助けてくれるのはやっぱり仲間と問題意識だと思います。社内に涙と喜びを共有できる仲間がいればベストですが、いない時も私は学生時代の友人や彼女の前で思い通りにならない「働く」に対して、怒りや涙を素直に表現していました。
就職活動をしている皆さんに伝えたいのは、素直な就職活動ができればベスト、できなくても素直になれる仲間は大切にして欲しいです。人生の分岐点にいる今だからこそ、生涯大切になる友人や仲間が得られるかもしれないのです。部門選びの方が会社選びよりも重要という点は納得です。私は東南アジアを軸に仕事ができるところと考え、外務省→日興証券ASEAN担当エコノミスト→NewsPicks/Uzabaseと転じてきました。外務省の場合はもともと東南アジア専門というポストが各国語ごとにありますが、日興とNewsPicks/Uzabaseには元々それがあった訳ではありませんでした。
転職先の企業に東南アジア専門家が欲しいというピンポイントな欲求があったというより、いた方がいいね、という素地があり、そこにうまく自分のやりたいことと専門性が合致しと振り返って思います。。その後は、会社では前例がない仕事のため、自分で作っていくことになります。
自分の場合、ファーストキャリアは外務省でしたが、大学で東南アジア研究を学んでいたため、それを生かすという視点で考え外務省を選びました。それが「自分の文化」として今に到っているのだなとこの記事を読んで改めて認識。【東大・早慶の就活:season2*7回目】NewsPicksが就活生を応援する就活セミナーを開催しました模様をお届け。今回は、マザーハウス副社長の山崎大祐氏の講演録です。
ゴールドマンサックス証券からマザーハウス立ち上げに転じた理由、そして山崎さんのキャリア観、就活生への応援メッセージなどが語られます。